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棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (2) (まんがタイムKRコミックス)

棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (2) (まんがタイムKRコミックス)

棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (2) (まんがタイムKRコミックス)

作家
きゆづきさとこ
出版社
芳文社
発売日
2007-06-27
ISBN
9784832276345
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棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (2) (まんがタイムKRコミックス) / 感想・レビュー

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いっちゃんず

クロとセン、ニジュク、サンジュの旅物語2巻。1巻感想では「1人と3匹の旅」としたけれど、「4人の旅」の方がこの物語の趣旨に沿うのだろう。ほのぼのとした話もあれば、闇を持つ暗い話もある。可愛らしい絵柄と対照的に、漫画としての密度は濃く、ずっしりと重い。ニジュク・サンジュの明るさや無邪気さと、クロの纏う影もコントラストがはっきりしている。こうした正反対の要素が違和感を残しつつまとまっていて、他にはない雰囲気を感じさせる。漫画表現を駆使した、読み応えがあるファンタジーだと思う。続きが楽しみ。

2016/04/04

じょり

いろんな出会いを経て現在の風貌なんだな。最後の王女の話は残酷じゃなく優しいオチで一安心。

2013/02/15

645

クロとセンの過去について少し明かされた。魔女、帽子をくれた旅人、クロの服装・棺を担ぐ理由。出会った人々と必ずしも幸せな別れをしたわけではないが、その出会いが今のクロの姿に繋がっている描写が良かった。物語の核心へと迫る陰鬱な雰囲気の話だったが、相対するようにニジュク・サンジュの存在がクロ達の未来を明るい方向へ動かしているのだと感じた。センが言っていた「オレらの旅は元に戻る為の旅」と本心から思えるまではもう少し時間が必要かもしれません。首切り王女の話はキャラの再登場をさせつつも童話チックで良く出来た話でした。

2012/10/03

YO-HEY@紅蓮ロデオ

相変わらず、素敵で不思議な話。不思議と心に染みます。どこが良いの言葉にできない。でも良い事は間違えない。

2010/08/26

星野流人

ダークファンタジーな寓話。クロのクロたる所以も少しずつ明かされてきた。 この作品は、ニジュクとサンジュがいい。幼く無垢な彼女たちは、成長して、大切なことを忘れてしまったり気づけなくなってしまった私たちに、それを教えてくれる。しかし彼女らは子供だから、言ってることは支離滅裂でよく分からない。そんな彼女らの言葉を、わかりやすく翻訳してくれるのが、クロなのだ。 これだけのクオリティならば、4コマという縛りなしで、のびのび描いてほしいな、と思う。

2010/11/02

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