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足りない時間 (花音コミックス)

足りない時間 (花音コミックス)

足りない時間 (花音コミックス)

作家
日高ショーコ
出版社
芳文社
発売日
2005-10-28
ISBN
9784832283695
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足りない時間 (花音コミックス) / 感想・レビュー

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日高さんの初期の頃の作品。ラブシーンでのセリフとか話の展開がどれも少々似てしまってはいるものの、絵のクオリティは高く、ときめきながら読めた。高校を舞台にした成績優秀な男子二人の話と、その高校の教師の話が中心だけど、そのほか3つの短編もあり、どれもすでに日高さんのカラー満載。やっぱり日高さんの描く顔って好きだなぁ。高校生同士の可愛い駆け引きとか、ピュアな部分、体温の熱さが伝わってくるような雰囲気が懐かしくて良かった。検事と警察官僚の話「遠距離恋愛」もなかなか良かったのでもう少し読んでみたかった。

2013/06/18

エンブレムT

初コミックスでこのクオリティー!?ナニモノですか!?と思った一冊。もちろん絵の美しさとかは今の方が完成されてるんだけど、既に日高ショーコさんの世界としか言いようがない、独特の空気をまとった短編集でした。5カプ分の物語が収録されてます。どこかストイックな高校生とか、優柔不断でだらしない教師とか、ツンな上司とか、感情を飲み込む幼馴染みとか、エリートな黒髪眼鏡とかとかとか・・・や~、どの物語にもピンポイントでツボキャラがあぁぁ~~~(笑)2人の距離感や年代に合った関係性は、まさに過不足なし!心地良かったです!!

2010/11/11

1039kuri

短編なので、ちょこっとずつ、ゆっくり読むことができました。 イマドキの自分の心境のせいか、「右か左か」で、今度ばかりは自分で選ばなきゃいけないらしいというセリフが残りました。先生の話も好き。

2013/06/19

夜半

自分の感情にも曖昧だった人が大事なことを伝えるのってとても素敵。検察と警察の「遠距離恋愛」がお気に入り。アンソロでこの二人の出会いの面白い4コマがあったような記憶があるのですが、収録されてなくて残念。

2013/05/12

とも*

【再…再読】短編でも読み応え有りな1冊。1話目は成績のトップ争いしている二人の不器用なやり取りがキュンと来る。付きまとわれなくてスッキリと思ってたのに仮面の笑顔を見せられて傷つく所がせつない。表題作は1話目に出て来た先生の再会モノな話で去る者追わずなのに来るのを待ってるとか昔は追わなかったけれど今度は電話しちゃうとかせつなくていい。描き下ろしの出会いの場面とこれからの話がまたキュンと出来ていい。あとはリーマンの先輩後輩にコーヒー屋、検事と警察官僚。すんなり行きそうにない恋でも未来を感じさせる所が好きだな。

2013/10/30

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