KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ハチヤさんの旅 (たくさんのふしぎ傑作集)

ハチヤさんの旅 (たくさんのふしぎ傑作集)

ハチヤさんの旅 (たくさんのふしぎ傑作集)

作家
沢木耕太郎
出版社
福音館書店
発売日
1992-10-01
ISBN
9784834011456
amazonで購入する

ハチヤさんの旅 (たくさんのふしぎ傑作集) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

題名だけを見ていると内容があまりわからなかったのですが、みつばちを買って日本国内を移動している人々のことだったのですね。しかも文が沢木耕太郎さんで子供向けにしては贅沢な感じでした。私が子供の頃は結構このような養蜂家がいたと記憶しています。最近はあまり見かけなくなってしまいました。ミツロウが化粧品などに使われているとは知りませんでした。知識が増えます。

2017/04/05

Y2K☮

文は沢木耕太郎で写真は内藤利朗。ハチミツを作る養蜂家さんの紹介。働きバチは文字通りの働き者。1か月の寿命を全力で生きている。敵を刺したら自分も死ぬというのは知っていたけど、そんな理由があったのか。凄いな。オスバチの悲運はカマキリ等にも通ずるし、生命界におけるある種のデフォルトか。だとしたらいつまでも威張っていられる人間のオスは幸運だ(皮肉です)。女王バチも何気に働きバチ以上に頑張ってるし。そんな彼らのおかげで生まれるハチミツ。その為に鹿児島から北海道まで全国を駆け巡るハチヤさんの生活。全てをただただ尊敬。

2018/09/10

KEI

先日、沢木さんの「246」を読んでいたら、この本の取材について書かれていた。娘たちが子供の頃に好きだった本なので、再読した。養蜂家の一家が九州から北海道まで旅をしながら蜂蜜を取る話だが、その細かい作業や旅の苦労、ミツバチがどの様にして蜂蜜を作るのかを詳しく子供向けに書かれている。「246」にもあったが、沢木さんもハチヤさんと一緒に30時間もトラックに乗ってその大変さを味わったそうだ。養蜂家の暮らしが良く分かる本だった。

2021/10/20

kawa

著者の最近のエッセイ集「旅のつばくろ」でこちらを知る。33年前の出版、鹿児島(レンゲ)・松本(アカシヤ)・小坂(アカシヤ)・更別(クローバー・シナ)、蜂蜜採取のための日本列島縦断。養蜂家の仕事と旅の生活を写真とともに追う(小学生向け)。何気に食していた蜂蜜の秘密(大袈裟?)が知れてグッド。蜂蜜好きの大人の方にもお勧めかも。石踊さんご家族は今も旅をしているのかなあ。もし、松本にまだ来ているのなら見学・購入をしたいものだ。

2020/09/19

kayo

【3/8はみつばちの日で選書中】沢木耕太郎さんが児童向けに書いた本でまずびっくり(1987年出版の本)。蜂蜜の採取の方法に一か所で行う定地養蜂と、場所を変えて行う転地養蜂があることを知りふむふむなるほど。今もこの方法で養蜂する方はいるのかな。美味しい蜜を集めるみつばちたちに感謝。みつばちの生態と養蜂を取材する沢木さんの文章は臨場感があります。詳しい記述で長い文章だから3~4年生くらいの子から高学年向けかな、でも頑張れば低学年の子も読めるかな。

2023/01/10

感想・レビューをもっと見る