KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

私立探検家学園3 天頂図書館の亡霊 (福音館創作童話シリーズ)

私立探検家学園3 天頂図書館の亡霊 (福音館創作童話シリーズ)

私立探検家学園3 天頂図書館の亡霊 (福音館創作童話シリーズ)

作家
斉藤倫
桑原太矩
出版社
福音館書店
発売日
2023-10-13
ISBN
9784834087383
amazonで購入する

ジャンル

私立探検家学園3 天頂図書館の亡霊 (福音館創作童話シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

東谷くまみ

みんなの想いに胸が熱くなった。流ちゃんの気持ち、ニコラの優しさ、ヤンの抱える辛い過去。フローラ、サロジャ、前巻ではアリカも…子供たちの抱える家庭背景に胸が痛む。子供が子供でいられるってすごく当たり前なことであるはずなのに、それがこんなにも難しい子供たちがいる。流ちゃんがコロンちゃんのお家に来た時の言葉に込められた思いに気づけたコロンちゃんがいい。命がけの実習やPESの秘密のハラドキ感、大切なことに気づかせてくれる仲間たちとの友情。児童書らしさもありつつ、様々なことを考えさせてくれるこのシリーズが好きだ。

2024/05/16

anne@灯れ松明の火

シリーズ3。新着棚で。不思議な学校「私立探検家学園」で2回生に進級した松田コロンたち。謎はますます濃くなり、自称「ランニング部」をつくり、謎を解こうとする中、「巨大結晶、メガクリスタルをみつけだす」という3回目の実習の指令が出る。実習内容も気になるが、親友・流ちゃんとの仲違いの行方も気になる~! 斎藤さん、こんなことも、あんなことも、設定して書き始めていたのかと、驚きつつ、まだ何があるのかとドキドキする。桑原太矩さんの絵が素晴らしい!

2024/03/18

Midori Matsuoka

二回生に進級したコロンたちに新たな課題が課される。PESでの学びを重ねるうちに次第にPESの存在に関心を示すコロンたちはPES卒業生や施設を探るように。 研修ごとに替わるチームメンバーの名前と特徴を一致させるのに苦戦し始めているので、1巻から読み直したくなる。 そして、この巻ではコロンと流ちゃんの関係がまた変化していく出来事も起こったりとアドベンチャー要素のみならず、友情の心模様も見逃せない。 研修での探検だけでなくPESでの授業も好き。言語学から社会、音楽へと連動していく授業、私も受けたい!

2023/12/04

ゆにす

登場人物が多くてその一人一人に背景があり、ハリーポッターを思わせる。2巻から思ったけど、多様性を考える本になっているけれど宗教については無神論的な書き方がちょっと気になります。学園見取り図があるといいかも。

2023/11/28

ぱせり

さまざまな場面を通じて、この巻の主題は、きっと「ことば」だ。文字の始まりや、音楽と言葉との関係など、興味深いことばかり。考え進めることの楽しさ。その一方で、生徒がひっそりと「ことばってこわいですね」と言う、深刻な事態があらわれる、落とし穴みたいに。何の気もなく受け流してきた言葉に少しだけ注意深く読む。

2024/04/18

感想・レビューをもっと見る