ゆうびんです ポストです (かこさとし◆しゃかいの本)
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国際文通週間に。(復刊ドットコム)
10/6から明日まで、国際文通週間です。
人々が文通によって相互理解を深め、世界の平和に貢献することを目的とした国際文通週間。
今日ご紹介するのは『ゆうびんです ポストです』かこさとし著。
ポストに入れた手紙はどうして相手に届くの? その不思議がわかりやすく描かれた絵本です。
投函してから、収集され、それが仕分けされて運ばれ、そこでも細かく仕分けされて、郵便屋さんが各家庭のポストに配達してくれます。手紙1通に何人もの人が関わって、ポストに届けられるのです。
高校時代に、モスクワに住む同世代の女の子と数年間文通をしたことがあります。ある日、かわいいマトリョーシカが届き、よく見たらなんと!! そのひとつひとつにロシアの硬貨が紛れ込ませてありました。使い込まれた硬貨を眺めながら、行ったことのないロシアに思いをはせた高校時代。いまでも大事にしてありますが、ロシアのニュースを見るたびに、マトリョーシカの彼女はいまどうしているんだろうなぁと思います。
ゆうびんです ポストです
著者:かこさとし
本記事は「絵本ナビ」から転載しております
2023/10/10
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ゆうびんです ポストです (かこさとし◆しゃかいの本) / 感想・レビュー
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
ポストに手紙が入っているととっても嬉しくなりますね。独身時代はよく手紙を書いていましたが、最近はちょっと書くことが少なくなってしまって寂しいです。手紙を書く時に相手を思いながら、そして、便箋や大好きな切手を選ぶのもとても楽しい。この本はそんな手紙を書く貰う楽しみと、郵便の仕組みを紹介しています。誰かお手紙ください~(笑)。
2018/05/29
遠い日
あんなに大好きだった「手紙を書くこと」をしなくなって久しい。でも、どんなにメールやSNSが広まっても、絶対になくならないシステムが、郵便事業だと思う。郵便が届くしくみがわかりやすく描かれている。もらうと嬉しい手紙や小荷物。きれいな便箋やお揃いの封筒を買って、誰かに手紙を書きたくなります。
2018/06/19
おはなし会 芽ぶっく
1983年刊行の復刊版。郵便物が届くしくみを教えてくれる。陶器のポストは見なくなりましたね。手紙を書くことも少なくなったけれど、つい先日絵本作家の宮西達也さんが描いてくれたご当地ポストができたので、お手紙人口増えるかも? http://hokkaido.lomo.jp/wp/?p=5290
2022/06/01
貧家ピー
郵便のシステムを丁寧に説明した一冊。今の時代だからこその意味が出ている。可愛らしいオチがついていた。
2024/04/21
紅生姜
どんなにメールやSNSが発達しても、郵便はなくならないでほしい。娘らがお手紙を書くようになったのは、字を覚えたての年少さんくらいからだろうか。そんな小さな子が、たどたどしい字で書く手紙は、本当に優しく温かかった。小学生になっても娘らは大好きな友だちに、心を込めて手紙を書き、ポストに入れる。これがいつまで続くのかは分からないが、受け取った方は、メールやLINEなどより、よっぽど嬉しいに違いないと信じている。
2019/02/08
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