定番の“当たり前"を見直す 新しい料理の教科書
定番の“当たり前"を見直す 新しい料理の教科書 / 感想・レビュー
shikashika555
主婦歴四半世紀、好きだったはずの料理も、毎日家族の健康状態や予算を考慮し 自身の体調不良は脇において毎日の務めとするうちに嫌いな作業と化した。 手持ちの知識と惰性で凌いでいる現状を 少し寂しくも思っていたところ、どなたかの感想を見て「面白そう」と思えて購入。 書店では在庫無しになるくらいの売れ行きだったようで、思い立ってから購入まで随分かかった。 新しい知識を得るのは楽しい。 馴染んだ料理レシピの不要プロセスと代替プロセスを、キチンと平易に根拠も添えて書いてくれている。 ちょっと心がほぐれた気がする。
2021/01/12
Shimaneko
わりとガチなフレンチのシェフらしく、いろいろハードルが高すぎた。家庭料理レベルに寄せようとしてる努力は認めるけど、目玉焼きをつくるのにザルで「水様卵白」を捨てるとか、バズレシピ系を知ってしまったズボラ民には無理。ニンジンやアスパラは焼いた方が美味しいとか、そうめんのびっくり水は不要とか、青菜を茹でるときの塩は意味なしとか、いわゆる「旧習」の合理的アップデートは面白かった。
2022/11/30
joyjoy
新企画を提案する宿題の参考になればと読んでみる。なぜそうするのか、味につながる根拠も述べられているので、なるほど!と楽しく読めて、勉強になりました。きゅうりの板ずり、青菜を茹でるときの塩、ハンバーグのパン粉は牛乳に浸す、など、あまりにも当たり前になっていることを疑うことなくやっていたり、レシピに頼りすぎていたりしたのだな、と気づく。従来のやり方に物申すのはちょっと勇気がいることもあるけれど、よりよいものにしていきたいという気持ちを忘れずに。「レシピは人から人へと渡るうちに少しずつおいしくなっていくもの」。
2023/11/27
nyanko
知ってることもあるし、知らなかったことは料理する時に試してみたいです。
2021/09/17
ユウ@八戸
図書館。品種改良や技術の発達、調理環境は変化しているんだから、調理方法も見直してみませんか?という本。料理本を何冊か読んでれば知っている内容もあるけれど、「なぜ昔はこうしてたか」「いまの素材で美味しく作るには」と書いてあるのがおもしろい。レシピの書き方も教科書ってこんな感じだったなぁという…読みやすいような読みにくいような。ハンバーグはへこませなくていい、むしろ滑らかに、というのが目から鱗でした。言われてみればそりゃそうなんだけど。やっちゃう。もっといろんなレシピで続きを読んでみたいです。
2019/12/11
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