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日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006)

日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006)

日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006)

作家
竹田恒泰
出版社
マガジンハウス
発売日
2022-05-26
ISBN
9784838775064
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「日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006)」のおすすめレビュー

すべては相手を敬う気持ちから。理由とともに解説する、知っていて損はない日本の礼儀作法

『日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ』(竹田恒泰/マガジンハウス)

『日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ』(竹田恒泰/マガジンハウス)は、言葉・食事・人付き合い・お金などについて、日本の礼儀作法をレクチャーする一冊だ。著者の竹田恒泰氏は明治天皇の玄孫で、小さい頃から厳しいしつけのもとで育ってきた。当然、礼儀作法には詳しい。そんな竹田氏が、日本人なら知っておくべきとされる礼儀作法の数々を、なぜそうするのかという理由も含めて記している。

 まずは、身近な例からひとつご紹介しよう。

 客先の会社や人の家を訪問する際、約束の時間の前に到着するのがいいのだろうか? それともぴったりの時間に着く方がいいのだろうか?

 会社の場合なら、相手の仕事を邪魔しないように約束の時間ぴったりに着くのがよいとのこと。人の家なら、訪問先の家がこちらの訪問のために何らかの準備をしている可能性を思い、時間より5分ほど遅れてチャイムを鳴らすのがよいそうだ。外での待ち合わせならば約束の時間より少し早く着くように心掛けるべきだが、相手先を訪れる時は時間より早いのは避ける方がよく、…

2022/6/26

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日本の礼儀作法 宮家に伝わる7つのおしえ(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 006) / 感想・レビュー

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さばずし2487398

日本の作法は相手への気遣い、尊敬を表すもの。食事、服装、神社への参拝、他家への訪問時の振る舞いなどのマナーを詳しく指南しているが、内容は宮家がというより一般的に言われている内容に近い印象。とは言えいかに歴代天皇が倹約に励み質素に過ごされ民に寄り添う為にどんなお振舞いをされたかなどは、この筆者ならでは。特に明治天皇のご自身やお子様達に対する質素、倹約ぶりは世界の王室のイメージとは全く違う涙ぐましいもの。また筆者がお父様に言われた「話の入口出口」も身を正す思い。天皇、皇室のあり方は正に日本人のお手本なのだ。

2023/05/23

Go Extreme

旧宮家のしつけ: 受け継がれる作法 特に厳しかった食事作法 名前を大切にする 食事の作法: 作法はまず食事から 命をいただくということ 食べ方の作法は思いやり 動作の作法: 美しい動作には型がある 礼に始まり礼に終わる 三種類の例 言葉の作法: 言葉は気品の泉源なり 失われていく御所ことば 敬語がなくなる日 敬語の作法: 日本語は敬語である 付き合いの作法: 話の入り口と出口 断る時の作法 お金の作法: 心地よい質素倹約 服装の作法: 服は精神を律する 生き方の作法: 親の小言と冷たい酒 神社参拝の作法

2022/07/14

伊室茨

旧宮家のご出身である竹田先生の本を手に取ったのは"きっと本物の作法が学べるのでは?"といった下心満載な理由からだった。実際に読んでいくとありとあらゆる事柄について親切丁寧に教えて下さる。特に驚いたのは敬語とは即ち日本語であるということ。ただ丁寧であればいい、尊敬の念を醸し出せばいいのではなく、日本語のシステムとして敬語は存在することにある。今一度正しい敬語を少しずつ使いこなせる人になりたいものです。多分何度も熟読するでしょうね。

2022/09/11

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