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血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫)

血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫)

血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫)

作家
吉川良
出版社
毎日コミュニケーションズ
発売日
2003-10
ISBN
9784839912970
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あらすじ

競馬界の盟主となった吉田善哉という人間を浮き彫りにしていく

 1921年吉田善助の三男坊として生まれた善哉少年。子供のころから馬のお腹から生まれたといわれたほどの馬好き。父からまかされた千葉の牧場。青年善哉の苦闘の始まりだった。結核で兵役は免除されたものの、人も馬も飢え、死と隣り合わせで遮二無二生き抜いた戦中。そして、戦後、父善助の果たせなかった夢を追う善哉の意欲はとどまることを知らず、日本人にはまれな強大なエネルギーで社台ファームを形作っていく、その馬産に賭ける前半生を描く。
 1999年のJRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した、ノンフィクションの名作。

●吉川良(よしかわ・まこと)
1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫) / 感想・レビュー

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シャル

日本の競馬会に君臨する社台ファーム、その創始者である吉田善哉の生涯をたどっていく一冊。生前、筆者が直接吉田氏と話をした様々な思い出を軸に、その人柄と、それによって成された事柄を振り返っていく。そこにあったのは圧倒的な情熱と誇り、そしてそれをバックボーンにした活動の数々である。全ては馬に対する吉田氏の情熱であり、また、心身頭脳のあらゆるものをそこに捧げ、己の道をひた走った結果といえるだろう。筆者が思い出す吉田氏の言葉の断片は、直接競馬について語っている以外の部分でも、その姿、その哲学を鮮明にするのである。

2014/10/09

イガラシ

会ったことはないが、吉田善哉という人は情熱の塊だったのだろうか。昔の競走馬生産というと下総御料牧場のような官が浮かんでくるもので、民間というと小岩井くらいだったのだろう。農地解放に異を唱えながら土地を確保し、社台ファームを作っていったのはすごいと思った。たくさんの敵を作ったかもしれないが、それ以上の功績があると思う。

2013/12/07

S.ISO

社台ファームの創業者・吉田善哉の物語。最高の馬、最高の設備、最高の人を”狂”のレベルで求めた吉田善哉の情熱があればこそ、社台ファームが日本競馬の頂点に君臨できたことが伝わる良書。

2018/07/15

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