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吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2)

吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2)

吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2)

作家
山本渚
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-02-21
ISBN
9784840127011
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吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

ミステリものだと、登場人物が高校生らしくなくて、所詮フィクションだと思えるときもあるが、このシリーズはまさに等身大の高校生たちの話だという気がする。進路に悩むのは、いつでもどこでも高校生にありがちな話。司書の先生や祖父の言動にあっさり影響されてしまうけど、これもありがち。みんな強いわけじゃない。図書室の整備をサボる連中も、それなりに困りながらの青春だ。

2016/11/21

エンブレムT

『図書室で、恋をした』。これはまた、本好きな人が思わず心をトキメかせてしまうシチュエーションだなぁwww今巻は、表紙イラストですべてがわかります(笑)しっかり者の図書委員長が抱いた、若くて美人でふわっと優しい司書の先生への淡い恋心が描かれているのです。テンプレキャラのいかにもな葛藤と言ってしまえばそうなんだけど、その恋心の自覚っぷりも、友情のあり方も、進路や家族との悩みの乗り越え方も、なんか本当に真っ当で見ていて気持ちが良かったです。居場所があるからこそ、いろんなことにきちんと向き合えるのだと思えました。

2012/07/18

おしゃべりメガネ

シリーズ2作目で前作同様、図書委員の面々を中心に繰り広げられる青春モノです。今作は前作メンバーの図書委員長「ワンちゃん」が主人公で、恋愛と進路選択がテーマでした。「ワンちゃん」が主人公だからか、終始話は落ち着いていて、読んでいてある意味安心できる展開でした。いつも冷静に、かつ穏やかに周囲を見回し的確な判断を下し、物事を進めていく彼の姿に「自分もそうであったら・・・」と羨ましいキモチになりました。前作からそれぞれがさらに成長している姿はたくましくもあり、懐かしいキモチにもなり、高校生の皆さん、読んでみては?

2014/07/26

takaC

「委員長の初恋」という副題はイマイチだと思ったが、3冊の中では一番良かったかも。どっちなのかなと思っていた牧田先生はやはり教師ではなかったのね。 ワンちゃん「つい同じ本を何回も読んでしまうんです」オレ「それは普通だろ」ワンちゃん「ほなけん、全然読書量が増えんのですけど」オレ「そうなの?」

2012/10/21

しゅわ

【図書館】第1弾を読んだ勢いで2巻になだれ込みました。前巻では登場シーンが少ないながらも独特の雰囲気をもっていたワンちゃん視点で物語が展開します。みんなに頼りにされる委員長も、いろいろとつまずいたり、葛藤したりしているんだよなぁ~などと自分の高校時代を思い出してニヤニヤしてしまいました。特に白旗あげるシーンはかなり照れくさい。通勤電車の中で挙動不審にならないよう抑えるが大変でした。藤枝くん視点の物語では、ワンちゃんの物語と微妙にシンクロしていて「そうか、あの時 そう思っていたのか」と納得です。

2012/10/15

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