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歌人紫宮透の短くはるかな生涯 (立東舎)

歌人紫宮透の短くはるかな生涯 (立東舎)

歌人紫宮透の短くはるかな生涯 (立東舎)

作家
高原英理
出版社
立東舎
発売日
2018-08-24
ISBN
9784845632596
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歌人紫宮透の短くはるかな生涯 (立東舎) / 感想・レビュー

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アマニョッキ

サブカル好きの魂が咽び泣く感激の一作。短歌を楽しみ、本文を楽しみ、脚注を楽しみ、もうどんだけ楽しんでも楽しみつくせない情報量。読んでいる間中ずっと脳内麻薬どばどば、ジューシーフルーツのごとしでありました。豊崎社長激推し&みんな大好きほむほむの帯=もっと読まれてもいい名作のはずではー?

2019/09/10

なつ

斬新な形の小説。本編の下にある注釈も読んでたらすごく時間がかかった。この本に書かれた歌人である紫宮透の生涯、彼の周りの人の証言、31首の短歌解説。まるでノンフィクションを読んでいる感覚だけれど、全て創作。膨大な情報量が止めどなく溢れてくる。ここまで細かい設定を考えた作者の想像力には感服ですね。もし紫宮透が実在していたら好きになりそう。

2020/04/19

Maki

「サブカル好きの魂が咽び泣く」なんてレビューを読んだものだから手にとるしかないよね。わたしはサブカル好きと言えるほどの人間ではないけれど。ほむほむの帯文にあった「ただし80年代限定版」とゆうのに最初は疑ってたけど読むほどに納得。リアルよりリアリティーって歌っていたのはわたしの神様ヒロトだけど、まさにリアルよりリアリティーな本。こんな世界があったら参加したかった。著者の知識量にうち震えた。楽しかったです。

2020/03/05

がらす

夭折の歌人・紫宮透の生涯を、作品と関係者の証言から紐解くノンフィクション。……と見せかけて、紫宮透の存在も関係者の回想もすべて創作という読み物です。さまざまなエピソードから優しく憂いのあるひとりの歌人像が立ち上がり、文学史の1ページに確かな根を下ろしているようで、なんとも不思議な気持ちになりました。作品の解釈をめぐる論争や、用語の解説まで徹底的に作り込まれていて、作者に頭が下がります。万人受けするタイプの本ではないかもしれませんが、しっかり評価されてほしいと思った一冊です。

2020/04/11

yumicomachi

「1980年代に彗星の如く現れ、突如姿を消した天才ゴス歌人。その謎に満ちた生涯を、彼の作品と関係者の証言で追う…」という帯文を読むとまるでノンフィクションのようだが、実は紫宮透は架空の人物で、したがって「関係者の証言」も小説家高原英理の創作である。紫宮のものとされる31首+αの短歌も小説家が全て書いたというところが凄まじい。注釈の細かさが特徴的で現実に存在する人物や作品が多く含まれているので、まさに虚実皮膜というものを感じさせる。私などには遠い、バブル時代の都会の文化人の空気を味わうことができ面白かった。

2020/03/10

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