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夜長姫と耳男 (立東舎 乙女の本棚)

夜長姫と耳男 (立東舎 乙女の本棚)

夜長姫と耳男 (立東舎 乙女の本棚)

作家
坂口安吾
夜汽車
出版社
立東舎
発売日
2019-11-21
ISBN
9784845634248
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夜長姫と耳男 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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☆よいこ

乙女の本棚シリーズ。坂口安吾の性癖か…美しい少女が男を惑わし残虐な仕打ちをする。▽長者の一人娘のヒメのために仏を彫るよう命じられた耳男。上手くできたら褒美にやるといわれた機織り娘エナコに耳を削ぎ落とされる。耳男は恨みを込めて、蛇の生き血をすすりながらバケモノを彫り上げる。村に疫病が蔓延し多くの死者がでるのを、ヒメは嬉しそうに眺めていた▽耽美系

2021/06/19

寂しがり屋の狼さん

【乙女の本棚】シリーズ11冊目📚️師匠の推薦で夜長姫の仏像を彫ることになった耳男。故郷を離れ姫の住む村へ向かった彼を待っていたのは残酷で妖しい日々…シリーズの中でも読み応えがあり挿絵も素敵💓『夜汽車』さん描く少女は可愛いけれど妖艷で物語を引き立てるもの(≧∇≦)同シリーズの中でも上位の作品(私見)です(*^.^*)

2019/12/23

ちえ

最初、ちょっと長いな…と思ったけれど一気読みだった。「好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ」流石に坂口安吾、とは言ってもそれほど読んでいないけれど。『桜の森の満開の下』よりなお妖しく恐ろしい。どちらも狂気だが、こちらの方が虫唾が走りながら、見たくない…それなのに惹きつけられる。語りが全て耳男というのも効いている。イラストは『桜の森の…』もそうなんだけれど、男が美し過ぎる…。そこだけが残念。

2021/10/31

@com

無邪気とはヒメの様な事なのか… 切ない儚い お話だった…

2020/02/03

gtn

男の意地も怒りも力みも、そしてこれらを昇華することさえも、無邪気な女の前には無力。すべて無駄なこと。"無邪気"の同義語は、天真爛漫ではない。"鬼"であり、"神"である。

2023/04/09

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