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武蔵野 (torch comics)

武蔵野 (torch comics)

武蔵野 (torch comics)

作家
斎藤潤一郎
出版社
リイド社
発売日
2022-12-09
ISBN
9784845861477
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武蔵野 (torch comics) / 感想・レビュー

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あたびー

つげ義春ファンなら好きなはずだという誰かの言を聞いて相方が買った本。確かにつげ風ではあるのだが、あちらに比べてなにか感ずるようなところは少ない。顔面に無駄な線が多いのも気になる。しかし背景はそれなりにリアリズムがある。「こんなところ本当にあるのか?」と思うような風景もググると本当にあったりするのでビックリする。(辰巳の森海浜公園のパンダ遊具群とか)ステーキの焼き方はそのうち真似してみたい。あとがきは朝宮運河さん。

2023/02/21

内島菫

作者と同じ名前を持つ作中の漫画家のポーズがつげ義春していて、その二重写しが何ともいえないおかしみを誘う。内省的であるようでいて寸止めで、観念というよりは妄想的で、どこからがフィクションかわからないフェイクさが結構リアルだったりする。斜線の多さは北冬的だけれどつげ忠男のささくれ感ではなく、丸っこいもったりした描線が作者の持つユーモア感覚によく合っている。ほとんど意味なく強調もされず、ツンという西郷隆盛と並んで銅像になっている犬の名前が出てくるのも良い。

2022/12/14

mim42

おじさんの散歩系。多くの読者が感じているようにつげ義春ワールドに近い。散歩の場所として多摩地区が多く選ばれているところなどもつげ風味。このような作品にオチや意味を探ってはいけないと思った。ほとんど知らない土地だが行ってみたくなる。秋津は確かに蒙古タンメン中本があったなあ、ステーキ肉焼きたくなったなあ。大宮のニューシャトル沿線はヤバそうな話が多く一度行ってみたいなあ、洲崎のあたりは今でも絵になるなあ、よく行った定食屋はもうないが素敵な老夫婦だったなあ、など個人的な追憶の無限連鎖が始まりがちになる。

2024/01/27

Mark.jr

ちょっとビビるくらいに完全につげ義春が憑依しており、とても良いです。

2023/11/01

mintjam_

「秋津⇆新秋津」不二家:ケーキ食べ放題 1980円 「北朝霞」あかね薬局1号2号 第二あさかたんぽぽこども園 Y字路バンクシー

2023/05/12

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