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書評の仕事 (ワニブックスPLUS新書)

書評の仕事 (ワニブックスPLUS新書)

書評の仕事 (ワニブックスPLUS新書)

作家
印南敦史
出版社
ワニブックス
発売日
2020-04-08
ISBN
9784847066399
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書評の仕事 (ワニブックスPLUS新書) / 感想・レビュー

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mug

いい書評は著者に対して誠意がある、という文章に同意!たとえ反対意見になってしまったとしても、誠実に筆者の本音が綴ってあれば、読者へ不快感を与えない。逆に、筆者の否定的感情や悪意のようなものがある文章は読んでいて不快に感じる。 著者流の書評の書き方(技術)も書かれており、読書記録をまとめるにあたって参考になる部分あり。

2020/08/21

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

ターゲットとニーズに関して強調しすぎかと自覚するほど繰り返している様は、さすが文筆業で食べているだけあると思った。 「自分らしい文章で要約する」は、僕もそれなりにできているかなという自己評価。

2020/05/24

ロクシェ

答発【○】自分が読んだ本をゆくゆくはブログでも紹介していけたらと考えています。そう考えた時に「書評家の人は普段どんなことを考えながら書評を書いているんだろう?」と気になり、本書を手にとってみました。一番参考になったのは"文章を書く人はラッパーに学べ"。昔から日本語ラップをよく聴いてきました。言われてみればたしかに「僕のラップなんて全然たいしたことないですよ…」みたいな謙虚なラッパーはいません。文章を書く人にとってもラッパーにとっても、「自分の文を好きになる」「自信を持つ」「リズム」が大切だと共感しました。

2022/09/30

tamami

著者は情報系のサイトを中心に年間数百点の書評を発表している「書評家」である。そんな書評家を取り巻く、書評についての基本的な考え方や読みやすい文章術、対象とする本の選び方、また日常の生活やお金のこと等々、書評家の仕事に関わる様々なノウハウを公開する一本。著者は、新聞や雑誌に掲載されている書評が、難解で読みにくいとされがちな現状に対して、新刊情報として誰でも気軽に読んでもらえる書評を送り出すことに徹しているように思われる。文章は平易で読みやすく、著者の書評が様々な媒体で強い影響力を発揮しているのも頷ける。

2020/05/14

Nobu A

5年前読了「遅読家のための読書術」以来の印南敦史著書2冊目。前著の印象は正直殆ど残っていないが、本著は間違いなく以前より引き込まれた。技術的なことより読み手を意識した書き方の心構えを詳述。具体例を交えながらの筆者の経験則が説得力を増す。前著と同じく音楽との類似性。今回は書けないと感じたら書かない判断のスポーツとの類似性も。そして「敬意に基づく自覚的な真似」が筆者らしさを如実に物語る。文章の必要条件とは読んだ人の心をつかみ、動かし、共鳴させること。肝に銘じよう。やはり捷径なし。意識して多く読み、多く書く。

2021/12/23

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