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激闘!関東三国志 - 氏康・信玄・謙信の夢と挫折 - (ワニ・プラス)

激闘!関東三国志 - 氏康・信玄・謙信の夢と挫折 - (ワニ・プラス)

激闘!関東三国志 - 氏康・信玄・謙信の夢と挫折 - (ワニ・プラス)

作家
松沢成文
出版社
ワニブックス
発売日
2023-08-29
ISBN
9784847073403
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激闘!関東三国志 - 氏康・信玄・謙信の夢と挫折 - (ワニ・プラス) / 感想・レビュー

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古本虫がさまよう

波瀾万丈の日本歴史の一端を神奈川県知事(現在は維新の参議院議員)という要職に就いた松沢氏ならではの視座から描いている。 ちなみに、松沢氏のデビュー作は、松下政経塾時代に米国研修を行なった時の体験記『この目で見たアメリカ連邦議員選挙』(中公新書)だ。米民主党(少しタカ派?)の女性議員のもとで研修した体験記。 当然、英語もペラペラ。そんなグローバル思考の強い彼だが、神奈川県知事時代には、高校生の日本史必修を実現した。そのことは、本書でも特筆している。

2023/10/23

tacacuro

著者が知名度と人気がいまいちの北条氏康を世にデビューさせたいと考え、北条氏、武田氏、上杉氏の対立、対決、興亡を中心に”日本版三国志”として丹念に描いた労作。この三国の合従連衡は目まぐるしい。今川家、信長、秀吉との対立や同盟に振り回されながら、二国だけでくっついたり離れたり一致団結したりする。三国それぞれの視点から書かれているが、もっとメリハリをつけて北条家を主人公として一視点から構成した方が全体の流れがわかりやすかったのではないか。この三国の間で翻弄された真田家ファンとしては、もう少し触れて欲しかった。

2024/01/03

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