神様のお父さん (ユーカリの木の蔭で)
神様のお父さん (ユーカリの木の蔭で) / 感想・レビュー
starbro
北村 薫は、新作中心に読んでいる作家です。著者の読書に関するエッセイ、表紙の割には猫が登場しませんでした。 https://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860114855.html
2023/12/26
rosetta
北村センセーがいくつかの媒体に発表した70編余りの本についてのエッセイ。内容については余り紹介せず、面白そうな話も、ネタバレになるからと結末は隠したまま。センセーの中だけで完結していてその本を読んでいない読者としては消化不良で置いてきぼりにされた気分。まあ、興味があったら自分で読めって話しなんだけど。北村センセーの書いた本なら何でも読みたいという人にだけオススメ。唯一いいなと思ったのは、どんな時に出会ってもいい本はいい本だけど、空腹の時と満腹の時では満足感が違うという例え。
2023/12/17
ぶんぶん
【図書館】「ユーカリの木の蔭で」シリーズ、第2弾! 書物に纏わる話が、ついつい読んでしまうシリーズです。 北村氏の博学は大したもんだが、読みたくなくても「ひと言」が気になって購入してしまう。 ほんとに本好きなんだなあと思う。 興味の無い方には必要ないだろうが、こんな重箱の隅のような粋な文章もあって然るべきと思います。 また少し、勉強になったと思います。
2024/01/07
阿部義彦
北村薫さんが本の雑誌で連載している、本を巡るエッセイ。毎月買ってるので全部一度は読んでる筈でしたが、こうして集中して読むと、こんな話だったんだ、本の話に頭が切り替わってるので、理解が深まるし、本に纏わる話題の釣瓶落としに、じーんと幸せな気分になります。亡くなった和田誠さんに関しては何度も触れられています。阿佐田哲也さんの双葉新書の新装版麻雀放浪記のサイン本に触れられてますが、私も中学時代に買いました、確かにサインが、初めから入ってました。夢中になって読んだ、、後に映画化されて監督が和田誠さんでした。
2023/12/12
だるま
『本の雑誌』に連載されたエッセイを中心に、別の二誌のエッセイを足して一冊にした物。本に関するエッセイではあるけど、一般誌なのでミステリは殆ど無いし、一話が短くて何とも呆気ない。それでも、紹介された本をちょっと読んでみたくなる気にさせるのが流石。その中にある椎名誠さんの本や小林信彦さんの本は既読だったが、自分には気付いていなかった箇所を北村さんが面白がって取り上げていて、目の付け所が違うなあと感心した。でも、その位かな? 読んで良かった〜、と思える程ではありませんでした。
2023/12/28
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