読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

「悪知恵」のすすめ -ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓-

「悪知恵」のすすめ -ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓-

「悪知恵」のすすめ -ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓-

作家
鹿島茂
出版社
清流出版
発売日
2013-03-21
ISBN
9784860294007
amazonで購入する Kindle版を購入する

「悪知恵」のすすめ -ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓- / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

こばまり

さすがフランス流処世訓。性悪説に立つ方がいざという時の備えになる。騙すなと説くよりも騙されるなと教える方が実があるのだ。本書は2013年の父のイチオシ本。薦められるままに買ったはいいが積んでいた。当時の政情を揶揄した記述が多いのでもっと早く読むべきであった。

2016/06/14

Kouro-hou

鹿島先生が2009~13までの性悪説的イソップ、ラ・フォンテーヌの寓話集を時事ネタを絡めつつ紹介していた連載をまとめたもの。イソップとラ・フォンテーヌは同じ酸っぱい葡萄でも「どうせあの葡萄は酸っぱくてまずい。誰が食べてやるものか」と「あれはまだ青すぎる。下郎の食うものだ」くらいの違いがある。いわゆる上から目線の精神健康法であり、騙し騙されは人生で不可避。大火傷するくらいなら悔しい思いくらいで済ませばいい。人に虚栄心がある限り、大なり小なりおべんちゃらに引っかかる。むしろペテン師を騙すの最高!とかは吹く。

2019/02/14

磁石

資本主義の原動力は「恋」。経済再興のためにはライオンを乙女に恋させる必要がある、そして身ぐるみ全部かっぱらわねばならない。……もしかすると『美女と野獣』の物語とは、美しいラブロマンス/究極のあげまんとはコレ、なんかではないのかもしれない。引きこもりでブサイクだが金と権力を持っている野獣から、身ぐるみすべてを引っペがしてイケメン王子にプレゼントする、野獣にとっては最悪なファム・ファタール=美女。美人局に引っかかった哀れな権力者の悲喜劇だったのかもしれない。

2017/05/07

磁石

負け惜しみは精神の良薬、高嶺すぎる花/ちょっとした侮辱をやり過ごすためには必要な処置。ある年齢を過ぎると本性は全てを嘲笑う、恋愛と結婚は違う/目先の華々しさと大局の利益は一致しないことが多い。危険が迫っている時でも甘美なる歌声は邪魔にならない、たとえ99%無視されたとしてもたった一人にでも心の平安を与えることができるのだから、芸術や文学には意味がある/時には生存の決め手となってくれる。……四方を敵に囲まれながら生き抜いてきたフランスの知恵、中々に奥深い。

2017/02/19

りえ

「ドーダ」理論→俺はすごいだろ、ドーダ、マイッタカ‼という気持ちの事。東海林さだおさん考案。 自慢ドーダ、赤裸々ドーダ、謙虚ドーダがある。 「一寸の虫にも、五分のドーダ」 相手が小者であるほど、謙虚にふるまうべし。面白い本だった。

2016/02/04

感想・レビューをもっと見る