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アファンの森の物語

アファンの森の物語

アファンの森の物語

作家
C・W ニコル
出版社
アートデイズ
発売日
2013-02-19
ISBN
9784861192081
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アファンの森の物語 / 感想・レビュー

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ochatomo

2013年刊 著者の生きてきた道をやさしく語る 空手できっかけで来日し、その仲間から登山へ連れていかれ、ブナの森に感動、森の研究が始まる 熊がいる森が残る日本に対し、イギリスでは900年前に絶滅したそう 日本の国土の約1割が国立公園・国定公園であるのに管理するレンジャーの数が少なく技術が低いことを指摘しており、なるほどと思った 「日本の森林に健康を取り戻す努力」を続け、必要なことを先んじて実行された慧眼と行動力

2021/07/23

おかん

日本が好きで森を愛し、守りたい、再生させたいという一心で、よくぞここまで頑張って来られたなぁと思う。政治家との軋轢もあったけれど、応援する人も多くて良かった。ニコルさんのように、声を上げる人がいなかったら、日本の森は もっと乱伐されていたかも知れない。私の実家の山の一部が30年くらい前にゴルフ場になった。昔は材木で家やタンス、机を造ったようだが、今は家族の人数も少なく手入れする人も時間もない。寂しいけれど時代の流れなんだと思っていた。その時は。

2021/01/05

Moeko Matsuda

大変読みやすい文章で、3時間くらいで読了。かつての日本の馬鹿げた森林政策(というか、族議員的な政治家とかお役所のやり方とか)に辟易しつつも、情熱を持って森を守り育てた著者の生き方に感服した。もう10年くらい前に、白神山地のブナの森についての講演会で、著者のお話を生で聞いたことがある。柔らかい声とわかりやすい言葉選びで、その時にも大変感動したことを思い出した。この国の60%以上を占める森林をどう癒し、守り、受け継いでいくのか、誰もがきちんと向き合わなければならない問題だと改めて感じた。

2019/08/09

鬼山とんぼ

ナチュラリストという言葉には多様な意味があるが、自然と共生、共存し自然を後世に伝えるという意味で、ニコルさんは経験でも発信力でも突出していた。少年期の経験で宗教の強権性や欺瞞性にも気が付いているが、自然に敬意を払うという一点を共有すれば宗教や人種、国境の壁を越え、誰とでも調和できた。頭でっかちな自然保護でなく持続可能範囲であれば狩猟も捕鯨も許す。今、SDGsが盛んに言われているが、彼のスタンスこそその一つのモデルであろう。幸い、彼の精神を引き継いだ組織と森が黒姫山麓に存在するので、今度行ってこようと思う。

2021/05/05

あきこ

人は一人ひとり大切に思うものがある。ニコルさんの場合は自然と森と熊なのかな。元々日本人ではない人が日本を愛し、日本の森をこんなに大事に考えてくれるということに驚いた。ニコルさんを知らなかったわけではない。しかしこれほどまでの活動をしていることは知らなかった。繁栄している国、日本。なのに大事にすべきものが経済優先であることを悲しく思った。心からニコルさんに感謝の気持ちを伝えたい。そしてこの志が広く日本の人々に伝わることを願いたい。

2013/03/31

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