寿司 虚空編
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寿司 虚空編 / 感想・レビュー
柳田
数学パートも異様だが文章、というかセリフとかも異様で、作者薬キメて描いてんじゃないかというのもわかる。こういうの脳とか手から溢れ出てくるんだろうか、なんか自分の凡庸さを痛感した。案外数学の知識がなくとも根気よく読んでいけばわかるんじゃないかという気がする。『メシにしましょう』のほうは表紙からしてだいぶまともそうだったがまあこれとくらべればだいぶまともだった。「虚空編」てどういう意味なんだろ。
2018/07/11
nbhd
タイトルだけにひかれて読んでみたのだけど、、、ナンダコレハ!読んで後悔したのか、読んで得るものがあったのか判断しづらい、巨大数の世界。おとなしく、鬼滅の刃を読もうかなとマジで思った。
2020/11/03
MatsumotoShuji
タイトルどおり、寿司の本。これを読まずしてネタがああだとかミシュランがどうだとか、知ったげに語ってた自分が恥ずかしい。オバマさんもこれを読んでからすきやばし次郎に行ったってうちのネコが言ってた。明日からの寿司屋巡りには絶対欠かせない一冊。グルメはすぐ買え! すぐ読め! そして異世界に跳躍せよ!
2017/12/21
プロムナード
「想像できないもの」でも、それが存在することは想像できる……。この空恐ろしさ、「世界の果て」を超越した虚空にただようよるべなさの、本当に気持ちいいこと。この本を読むときほど理系であればよかったのにと願うことはない。「我々は何かの掌の上にいるにすぎない そしてそれはおそらく釈迦ではない もっと恐ろしい何かだ」
2017/08/20
匙(飯匙倩)
その題名に違って寿司が主役でない、ほぼ巨大数についての漫画。畢竟、足し算から足し算の足し算(掛け算)へ、掛け算の足し算(冪乗)へ、冪乗の足し算(テトレーション)へ、といったような自己相似的な展開が基本にあるので一旦コツをつかめば理解するのはそこまで難しくないと思う(少なくとも本書の内容に限っては)。無限にまでは及ばないが、有限の中での無限を考える、という点に浪漫があり、その自己増殖的な邁進の過程に蓋し深遠なものを感じているのだろうなと想像すると、無限に材を取った作者のディープな漫画も読んでみたい気がした。
2018/08/23
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