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するりベント酒

するりベント酒

するりベント酒

作家
久住昌之
和泉晴紀
出版社
カンゼン
発売日
2023-06-20
ISBN
9784862556851
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するりベント酒 / 感想・レビュー

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おかむら

久住さんの夕刊フジ連載の食エッセイ。夕刊フジってまだあるんだー。公園で家で車内で弁当買って酒を飲む。コロナ禍ならではの企画。2年前は時短営業やアルコールの提供禁止だったりしたのに、もうなんだかずいぶん昔の出来事のような気がするよ。焼きそばパンとレモンサワー缶っていいわあ!あと東京駅の浅草今半の豪華すき焼き弁当(2千円!)は死ぬまでに一度は食べたい。冷えてても美味いおかずって味が濃いから酒に合うのよねー。

2023/11/15

きあら

夕刊フジど連載している、弁当で酒を飲むをコンセプトにしたエッセイ。時にはスーパーで買ってきた弁当だったり、はたまた単にカップラーメンだったりもするけど、弁当をこうやって食べるのも楽しい。これを読んでいると、世にも奇妙な物語の「夜汽車の男」(大杉漣)を思い出す。

2023/07/23

tetsubun1000mg

「孤独のグルメ」で最後に登場する久住さんが気になったメニューや理屈をこねてビールを注文するコーナーも好きだ。 夕刊フジというサラリーマンをを対象とした新聞にはピッタリの連載ではないだろうか。 コロナ禍からスタートした企画のようで、旅先や移動中、仕事先などで美味しそうな、気になる弁当を見つけて合いそうな酒を一緒に楽しむという企画。 まさに孤独のグルメなのではないだろうか。 文中のイラストだけでなく表紙裏のカラー写真が良い! お気に入りはたいめいけん「チキンライス弁当」と修善寺の「アジ寿司弁当」が好きだなあ。

2023/08/13

緋莢

図書館本。「夕刊フジ」に週一で連載中。2021年4月から2023年4月掲載分から編集者が厳選した回、46回分を本にしたもの。なので、本文中に、<先週のこの連載で食べた>(注・この単行本には未収録)なんていうのがあったりします。弁当とお酒を楽しむ様が書かれており、列車内は勿論、旅先でのホテル、時には家の近所でなんてことも。弁当も駅弁、ほか弁、コンビニ弁当など様々。三島駅前の弁当屋「桃中軒」の港あじ鮨、羽田空港限定の「ヨシカミ」のカツサンド(続く

2024/05/08

きゅー

公園など人のいない場所に一人で、弁当と酒を楽しむというコロナ禍らしい連載企画。開始早々はまさにベント酒だったけど、次第に酒抜きであったり、これは弁当?というものになったりしているがそこはご愛嬌で。一時期話題になったチェアリングに近いかなと思ったけど、チェアリングがどこで寛ぐかという場所に主眼を置いているのに対して、本書は何を食べるのかということに焦点があるので雰囲気は違った。取材や講演で日本中を訪れている人らしく、ローカルな駅弁を見つける見つける手腕が素晴らしい。

2023/09/08

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