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了解

了解

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作家
平出奔
出版社
短歌研究社
発売日
2022-10-25
ISBN
9784862727275
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了解 / 感想・レビュー

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塩崎ツトム

平方イコルスンさんが表紙なので「欲しいなあ、欲しいなあ」と思ったので購入。短歌集なんて初めてや。シリアスというかメンヘラな歌が多かったり、風が吹いてばかりだなとは思ったけど、技巧を感じさせずズキューンと日常の「むむむ」となる瞬間を切り取った歌が良い。

2023/01/12

qoop

あとがきにあるような心持ちでで詠んだ歌がこうなのかと思うと、改めて初めから読む気になる。で、読味は変わったかといえば案外変わらず。初めからこう詠まれ、そう読んでいたか。寄り添ってもいないのに読んだ気になってしまうのかな。/世の中は普通に良くて仕事のことを労働と呼ぶユーモアがある/この町を町にしているコンビニにたまにいるいいひとすぎる人/本名で仕事をやっていることがたまに不思議になる夜勤明け/僕に見えるこの僕みたいな人生をあなたなら続けられたんですか/まあ別に半分以上そうだからそうだよなとは思うんだけど

2022/12/31

うさぎや

著者の第1歌集。好きな歌は「Amazonで2巻と3巻を買ってメールでおすすめされる1巻」

2022/11/13

空の落下地点。

「了解」は他者の意見を裁断するシュレッダーであり、僕として生きることの決意表明。朝の駅で歌う人は、おそらくサラリーマンたちより収入がないと思うんだ。でも、自由度は圧倒的に上。だから皆、羨ましい。立ち止まって聴く時間がなくとも、リスペクトはしてる。せざるを得ない。洗濯物を濡らす雨を歓迎するのは、もう物理的に必然的にどうしようもなく、休む理由が出来るから。揺れてて怖いのは首吊りを連想させるからでしょう。

2023/11/01

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