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ザ・メタバース 世界を創り変えしもの

ザ・メタバース 世界を創り変えしもの

ザ・メタバース 世界を創り変えしもの

作家
マシュー・ボール
井口耕二
出版社
飛鳥新社
発売日
2022-11-08
ISBN
9784864109284
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ザ・メタバース 世界を創り変えしもの / 感想・レビュー

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よしたけ

メタバースに注力する書籍だがWeb3の現状を知るに大変有用だった。メタバース普及にはユーザー機能や双方向性、継続性、 レンダリング品質を要改善。より具体的には、大量ユーザー同接続に耐えられる容量があり、ユーザーの様々な視点から全物質が違和感なく描写され、ユーザー間で遅延が発生しない品質が必要だが実現には程遠い。また、GFAM等プラットフォーマーによる支配も障害で収益化が難しくなっている。そして、これらを解決する可能性を持つのがブロックチェーン技術というわけ。今後も技術の進展と業界の趨勢を注視していきたい。

2023/05/28

アルミの鉄鍋

★3 うーん。目新しい事はあまりなかった。メタバースが普及する条件としてはマルチプラットフォームで相互アカウントじゃないと難しくないか?ビッグテック企業が力振りかざす限り分断は進みそう。

2023/05/26

みみずばれ

新技術への夢を見る人は良い点だけをとりあげて熱っぽく語るケースが多い。だが本書の著者は、メタバースに大きな期待を寄せているにもかかわらず、ページの大部分を技術的・制度的な課題を解説することに割いている。これは著者の真摯さであると同時に、メタバースという理想を実現する側であるという意思の表れであろう。新技術の信奉者は自由人のイメージが強いが、著者はメタバースの実現には国や管理団体による規制や統一規格の策定が重要であり、それが現在のインターネットの隆盛を生んだと指摘している。それなりに厚いが非常に面白かった

2023/08/29

Koki Miyachi

メタバースに関する、またメタバース周辺の様々なトピックについて、技術的な詳細まで丁寧に触れていて、現時点のメタバース本の決定版と言ってもよい。メタバースが注目されているが、インターネットと同レベルの魅力的な世界にするための技術的な課題は非常に多く、現時点ではそう簡単には行きそうもない。とは言いつつ、もう一段の技術的ブレークスルーがあれば様相は一変するかも知れない。いずれにしろ、流行りすたりに関係なく注視していく必要がありそうだ。

2023/03/21

Kolon

メタバースに関しては様々な情報が飛び交うが、現状認識、課題、将来的な見込み等について、かなり専門的な視点で解説されており理解が進んだ。 いずれにしろ、メタバースの世界はゲーム分野が派生的拡大をしながら機材、プラットフォーム、インフラ等を整えて形になりそうだ。 あとどのくらいの時間がかかるかは誰にも判らないが。

2023/03/25

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