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ミステリとしての『カラマーゾフの兄弟』―スメルジャコフは犯人か? (ユーラシアブックレット)

ミステリとしての『カラマーゾフの兄弟』―スメルジャコフは犯人か? (ユーラシアブックレット)

ミステリとしての『カラマーゾフの兄弟』―スメルジャコフは犯人か? (ユーラシアブックレット)

作家
高野史緒
ユーラシア研究所ブックレット編集委員会
出版社
東洋書店
発売日
2013-05-01
ISBN
9784864591102
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ミステリとしての『カラマーゾフの兄弟』―スメルジャコフは犯人か? (ユーラシアブックレット) / 感想・レビュー

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鱒子

図書館本。なんじゃこらー!?ビックリです。「カラマーゾフ の兄弟」でフョードルを殺したのは誰だったのか? 作中での細かな内容を時系列で並べて、犯行可能な唯一の人物の名を挙げています。そう言われてみれば確かにそれもあり得る気が……。わたしには衝撃の内容でした!

2020/02/12

翔亀

「カラマーゾフの兄弟」をミステリーとして読み解き、真犯人を示す論文。確かに「兄弟」はその点、モヤモヤしたものが残っていた。それをエラリー・クイーンばりに、殺人現場の空間配置と容疑者のタイムテーブルにより論理的に解明するのだ。真犯人は陪審員により有罪とされたドミートリ(長男)ではない。通常解釈されるイワン(次男)真犯人説も、スメルジャコフが実行犯でありえないことを「兄弟」の記述から証明することにより否定される。ドストエフスキー自身が、書く予定だった「続編」で、真犯人が明らかにされた筈だ。なるほどと深く納得。

2014/08/20

とも

大変面白かったです、期待以上でした。冊子のつくりの短い文章ですがそれは奥深く切り込んでくれています。 最初の家系図に始まり、事件の起こった時系列、証言と実際の現場との違い、撲殺の方法の罪と罰との違い(ここも個人的には面白かった)、そしてラスト乱歩と木々高太郎のこの小説に対するスタンスの違い、と内容もスリリングで多岐にわたっています。 ただ、同作者のカラマーゾフの妹を事前に読むことは必須だと思われます、重なっていますので(原作は勿論、なのですが)

2013/07/24

美東

薄い...とっても薄い...しかしながら、論証は精密である。《不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる。》しかしながら、真犯人の動機はいったい...謎は解決しない。

2019/10/04

有沢翔治@文芸同人誌配布中

ミステリとして「カラマーゾフの兄弟」を読み解いた時に真犯人は誰か? という考察。どうせなら『罪と罰』『白痴』を引き合いに出さずに、一貫して「カラマーゾフの兄弟」に焦点を当てて欲しかった。ちなみに文学研究でこういう読解は傍流。本格的な謎解きに触れたかったら江川卓の本をオススメします。

2014/09/11

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