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殺人鬼狩り (TO文庫)

殺人鬼狩り (TO文庫)

殺人鬼狩り (TO文庫)

作家
二宮敦人
大前壽生
出版社
TOブックス
発売日
2022-04-01
ISBN
9784866994918
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殺人鬼狩り (TO文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

殺人鬼VS殺人鬼。狂気に満ちた一夜を描いた壮絶なサバイバルホラー。舞台はとある孤島。収監されていた殺人鬼5人が脱獄する。警察は事態の収集を図る為、同じ殺人鬼を送り込んだのだ…。人を救いたがる者、順位を計る者、利用する者、ルールで縛る者、人に関心が持てない者、そして人と共に生きたい者。多様な理由でサイコパスと化した者達は誰もが危険な奴らばかり。では、最も弱い者とは。それは人を殺せない者なのか?ただのバトルだけでなく個々にもスポットを当てて想像以上に楽しく読めた。それぞれの二つ名も「名は体を表す」感じで良し!

2022/11/27

Takeshi Kambara

孤島にある刑務所から凶悪犯が5人脱獄したとの報を受けて島に急行する警察チーム。一人一人が普通の警察では太刀打ち出来ないレベルのサイコパスという事で警察に帯同したのは正義のサイコパスの少女?なんじゃそりゃ。そこから各章毎に血なまぐさい死闘が繰り広げられるのだが当初こそ少年誌のような展開に半笑いだったのに終盤になる頃には色々考えさせられた。サイコパスって普通の殺人犯と違って悪意や恨みで人を殺してない。人殺しは駄目でも蚊は殺して良い。同じ命なのにどこまでが殺していいラインなのか悩む姿に思わず共感してしまった。

2022/09/24

四弦桜

ある平和な孤島にある刑務所から5名のサイコパスが脱獄。島民を殺し回る。事件解決の為に警察は一人のサイコパス女子大生「ユカ」を島に投入する。 グロ、エロ描写はあるものの、読みやすく一気読み。 サイコパス対サイコパス。 とにかくユカから目が離せない。 どこか話が『鬼滅の刃』を思わせる感もあり、楽しく読めた! 久しぶりに面白いエンタメ小説を読んだ✨

2022/05/01

lucifer

凶悪なサイコパスを収容した刑務所から、5人のサイコパス達が脱走し、刑務所がある島の住人達をそれぞれの手法で惨殺。警察はその事態に対処すべく警察官と共にサイコパスを送り込んだ。“サイコパス”も十人十色。一人一人、思想・こだわりといったことから背景まで違い、それが個性となって面白い。 ただ、現実味がない(むしろあったら困るが)のは良いにしても、後半にいくにつれて話が薄まっていくのと、最終決戦でのあり得なさっぷりで、ちょっと勿体ない感じがしてならない。

2022/09/28

じーつー

脱獄した5人の殺人鬼を食い止めるべく。 そのために3人の警察官+αが島に向かうけど、もずこれが明らかな人選ミスではなかろうか。 サイコパス5人を抑えるために向かうのが一介の警察官3人なんて死にに行っているようなものかと。 +αの人は、これまた殺人歴のあるサイコパスだけど、その一人の力は5人のサイコパスにどこまで及ぶのか。 ちなみに5人のサイコパスには二つ名が付けられていて、これが中々にユーモラス。 殺し方もみんな中々にえげつないし。 分解されたりご飯詰められたり、ここでは書けないことまであったり...

2022/06/24

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