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食育のウソとホント 捏造される「和食の伝統」

食育のウソとホント 捏造される「和食の伝統」

食育のウソとホント 捏造される「和食の伝統」

作家
魚柄仁之助
出版社
こぶし書房
発売日
2018-09-25
ISBN
9784875593447
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食育のウソとホント 捏造される「和食の伝統」 / 感想・レビュー

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

1990年代のブレイクからずっと活動してるのだから、需要はそれなりにあるのでしょう。久々に読んだら至極まっとうなことばかり。わかめ洗ってその塩を使え、なんて極端なことは書いてない。衝撃だったのは「アメリカにおける稲作の始まり秘話」というとこで、紅茶やらスパイスやら西側が力にものを言わせ食材を世界中で漁って食い尽くすって図式にうんざり。地産地消ですら贅沢。あるものをいかに食べれるようにするか、ってことにつきるようです。他レビューで文体に不快感を示されている方が多いのは意外でした。

2019/06/21

Sumiyuki

調理技術。5回作る。日本食の特徴は鮮度が落ちても味の密度が上がる食べ方。伝聞ではなく根拠が大事。昆布締め、塩蔵、乾物活用。腐るのは細菌のせい。75℃で死滅。強火で温めても、じゃがいもの中心は60℃にしかならない。弱火でじっくり温める。薄味と咀嚼。筍真薯。トロが嫌われたのは、腐りやすかったから。米が食べられなかったからコナモン文化が発達。明治維新後も日本人全員が牛肉を食べられるようになったわけではない。牛の餌は輸入品。

2018/12/06

ganesha

「伝統」や「昔ながらの」という言葉に惑わされずに、正しい知識を持って食べられるようにという一冊。文体になじめずに斜め読みしたが、よく噛んで食べることを心がけたいと思う。

2021/01/28

Kuma

添加物、原産地などを気にして国産、有機、無添加無漂白の食材を使いこなせないのに買って廃棄させるより、安くても使いこなして食べ続けることが大切。 筆者特有の口語が不快。〜でしょか、ありまっせんとか。バッタを倒しにアフリカへのMr.前野の口調はすごく好きだったのに合う合わないってあるんだなと。

2019/02/01

えりっく

食情報を手に入れた時、「なぜそうなのか?」がわからないと体を壊しかねない。スーパーで食品を買う日本人にとって「旬」は暦の上だけのものに?旬のものをたべ尽くす食技術を知ることが食育。旬の時期に1回食べて満足してるだけじゃ、たしかに旬を楽しんでるとは言えないかも。

2024/02/23

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