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ふたりの本棚 ナリコとノリコの往復書簡

ふたりの本棚 ナリコとノリコの往復書簡

ふたりの本棚 ナリコとノリコの往復書簡

作家
近代ナリコ
市川慎子
出版社
出版芸術社
発売日
2010-06-11
ISBN
9784882933946
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ふたりの本棚 ナリコとノリコの往復書簡 / 感想・レビュー

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ミナコ@灯れ松明の火

ハレの日も雨の日もいつも傍らに本がある、まさに文化系女子のおふたり。ふわっと優しい、けれど知的な文章が心地よかった。語られる本が魅力的に見えて、新しい本を手にとるきっかけをまたもらえて幸せ。欄外の解説も丁寧で助かりました。

2011/12/01

やどかり

タイトルに惹かれて読んでみた。懐かしい本も何冊か出てきたけれど、ピンとくるものがなかった。お二人と興味の方向が違うのかな。12ヶ月の往復書簡というのはよかった。趣味の合う人と意見を交わし合ったり、思いやったりする手紙のやり取りができるのはいいなぁ。

2015/05/17

sasa-kuma

古本屋、好きです。女子的古本界ではカリスマなおふたり。手紙の内容もやっぱり本がたくさんでうっとりしてしまうのであります。意外にも「夫婦の哲学」な内容が多く(もちろん文学界の)、与謝野晶子、林芙美子、大庭みな子、武田百合子、宇野千代、伊藤野枝、熊井明子・・・錚々たる奥様方が登場しています。ちょうど市川さんがご結婚されたころだったみたいです。女房と畳は新しいほうがの日本と、ワインと妻は古くなるほどというフランス、というくだりがありました。この前に読んだフランスの小説だと全然そうじゃなかったのですけどもう~む。

2014/09/17

きりぱい

往復書簡の内容は、往きも返りも本ばかり!季節の何気ない話から本の話題へ、読んだ本、好きな本、本まわりのあれこれ、作家まわりのエピソードと、どんどん連想され広がってゆく。自分の趣味傾向をこれだけ語っても、共感と触発のし合える関係がうらやましい。『青い城』で森ガールが引き合いに出されて面白かったけれど、そこで沼ガールというのを初めて知った!とにかく、そうそう!懐かしい!へえ!と、モダンで、女子で、レアで、ハイセンス!(単に好みのせい?)な、たまらなく楽しい本語りの一冊。またぞろ読みたい本も増えて大変!

2010/08/09

くさてる

ミニコミ文筆家とネット古書店の店主による往復書簡。古本や作家に関する話題が中心ですが、京都という土地やそれぞれの季節をめぐる文章もあって、ブログのように軽く読めます。話題に上がる本もそれぞれ、面白そう。

2014/08/30

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