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ポケット詩集〈3〉

ポケット詩集〈3〉

ポケット詩集〈3〉

作家
田中和雄
出版社
童話屋
発売日
2004-10-01
ISBN
9784887470484
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ポケット詩集〈3〉 / 感想・レビュー

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ロマンチッカーnao

美しい言葉で心を満たしたくてⅠⅡⅢと一気に繰り返しつつ読みました。 『時代おくれ』『レモン哀歌』『頑是ない歌』『夢見たものは』それもがほんとに美しい。 ポエムではなく、歌詞でもない。『詩』令和の時代も心現れる詩にめぐり逢いたいです。

2019/05/01

黒猫

仕事の合間、帰りの電車で読了しました。いろんな歌人、作家さんの詩が読める詩集は貴重です。やはり中原中也の詩が良かった。「頑是ない歌」というのが良い。少年の頃に抱いた思いを「汽笛」になぞらえ、今を生きないといけないけど、生きることでどんどん遠くなる汽笛の湯気。現実と昔の記憶を思い起こさせる名作です。中原中也詩集を引っ張り出してきて読もう。あとは、江國香織さんの詩が良い。「父に」という詩である。泣ける。昔の人の詩が輝くなかで江國香織さんの詩が違う光を放っている。もう一回読み直す!

2019/02/13

クラムボン

ポケット詩集はⅢでお終いのようです。あとは、気に入った詩人を読むのも良し、別のアンソロジーを読むのも、又良しですね。今回は間をおいて2回読んでみました。高村光太郎『智恵子抄』から《あどけない話・レモン哀歌》 あまたの若者の共感を呼んできた詩。…とは言え私は詩集を読んでないのですが。それから中原中也『在りし日の歌』から《頑是ない歌・月夜の浜べ》 七五調の調べにフレーズを重ねながら畳みかける瑞々しい言葉とリズム。意外だったのは江國香織『父に』 父江國滋を看取る場面は悲しいのだが、なぜか《カラリ》として好印象。

2021/08/28

ツキノ

2004年10月刊。さらに壮大な詩が集まっているという印象。名詩揃い。

2020/11/08

もぐら

不思議と目が滑る詩もあれば何回も何回も頭から読んで味わいたくなる詩もある。私の中にその言葉をキャッチするアンテナが立ってるんでしょうね。子供の頃好きだと思った詩で、今も好きならそれは私の根本でずっと求めているテーマなんだろうし、今は分からなくても歳を取ってからアンテナが立ってキャッチできるようになる事もあるんでしょう。でも今、何を一番好きかという事が大事なんだと思います。「まんきい」で泣いてしまった自分に引いたけど、うさきを超えるものはなかったな〜笑

2018/09/29

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