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原由美子の仕事 1970→

原由美子の仕事 1970→

原由美子の仕事 1970→

作家
原由美子
出版社
ブックマン社
発売日
2012-07-24
ISBN
9784893087768
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原由美子の仕事 1970→ / 感想・レビュー

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ぶんこ

分厚いので流し読みのつもりでしたが、文章が読み易く内容も面白くなって熱中していました。中学で選択科目にフランス語があったというのにビックリで、フランス語の翻訳下訳をされていた事から、anan創刊時にアルバイトとしてファッション関連の世界に入られました。当時アルバイトを社員へ転換する時期、日本では社員になると専門を極められず、広く浅く経験を積まされるのが主流だった為にフリーの道を進まれました。スタイリストの黎明期を突っ走られた努力の凄さに感服。向田邦子さんが原さんを「コンニャク・トーチカ」と例えたのが秀逸。

2017/09/07

sasa-kuma

原さんとの出会いは着物本でした。いまでもそれを超える着物本に出会っていません。「anan」の創刊に携わっていたことは知りませんでした。日本のスタイリストという立場を確立した人ですね。今でこそ憧れの職業になっていますが、原さんの時代は何もかもが手探りの感覚なのですね。それでもご自身のセンスと直感で突き進む姿がたくましく美しいです。時代を彩るすごい顔ぶれがざくざくと登場して圧巻です。「anan」創刊号から連載されていたシャルル・ペロー「赤頭巾ちゃん」の翻訳を澁澤龍彦氏がされていて、原稿をとりに行く話とかね。

2014/05/29

nizimasu

日本のファッションスタイリストの草分けである原さんの自叙伝。そして回顧録。その前半はマガジンハウスのアンアンとELLE JAPONでの仕事。そして婦人公論からクロワッサンなど、最近の着物のコーディネートにも連なる話など、やっぱり数少ない名前でページをはれる人だけあってじっくりと楽しむ。意外だったのはELLEの編集長を引き受けて短期間で辞めてしまっていたという事実。それが転機になり、よりフリーランスとしての仕事を極めていくあたりはさらりと書いてあるけど、原さんの仕事のベースにあるんだろうなあと思う。

2013/09/06

やや

ファッション雑誌は物欲を刺激するためだけにあるものではないんだな、と学生時代にアンアンやハイファッションを見て感じていた。服だけでなく、デザイナーやそれに携わる人々みんなが誇り高く、「センス」とは何なのかを考えさせてもらえたスタイリストが彼女だと思う。まだ持ってるし、当時出たクロワッサン別冊。大事に大事に手元に置いておきたい雑誌って今あるかなあ?

2013/10/30

almondeyed

今年あたりからまた原由美子さんのやって来た仕事の事が気になり出したので、図書館から古い著書を引っ張り出してもらって読んでいた所にちょうどこの著作が出版されたので、何ていいタイミングなんだ!と、驚喜したのでした。原さんの、今まで明らかにされなかったエピソードを知ることが出来たのは嬉しかったし、何よりも、原さんの担当していたページを自分も無意識のうちにスクラップしていて、同じページがこの本に掲載されていたのを見つけた時はもう、極上の気分でした。これから先も原さんの仕事を見続けていきたいです。

2012/12/05

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