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やまなし/ひかりの素足 (ますむらひろし版宮沢賢治童話集)

やまなし/ひかりの素足 (ますむらひろし版宮沢賢治童話集)

やまなし/ひかりの素足 (ますむらひろし版宮沢賢治童話集)

作家
ますむら・ひろし
宮沢 賢治
出版社
三起商行
発売日
2015-07-28
ISBN
9784895888158
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やまなし/ひかりの素足 (ますむらひろし版宮沢賢治童話集) / 感想・レビュー

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Naomi

宮沢賢治さんの世界を漫画で表現、素晴らしい!! 「やまなし」は、おもしろ学校の教材として取り上げてくださった作品で漫画だとどう描かれているのか興味深かった。あとがきから、ますむら氏がサワガニを実際に飼って観察して描いたことがわかった。初めて知った作品「ひかりの素足」悲しく切ないお話だけど、すごく良かった。世界は自分が捉えたとおりになる、みたい。「銀河鉄道の夜」の原型という言葉に納得~。

2017/09/24

まえじぃ

市の文学館で行われていた宮沢賢治展の物販にて購入。ますむらさんの講演会も行われていたのですが、要事前予約だったとのことで参加できず。残念…!『やまなし』は小6の時、国語の教科書で出会いました。学習後、図工で一番好きなシーンを描いたりしたので、とても印象に残っています。クラムボンという言葉やかぷかぷわらったよ、という独特な表現はずっとずっと私の中に残りつづけてきました。『ひかりの素足』はこの本で初めて読みました。妹トシさんが亡くなった後に書かれた話とのこと。永訣の朝のあの慟哭が思い出され、胸が詰まりました。

2015/09/13

mugi

「ひかりの素足」の激しさ、恐怖、虚脱感(それこそ吹雪が止んだ後みたい)。に圧倒された後の、ますむらさんのあとがき。この先宮沢賢治をどう読むか変わるかもしれない。賢治の作品はイメージが先行しすぎる気がしていた。「きれい」「かなしい」「かわいそう」など。自分も賢治の文章を読むときにはそんなイメージを前提として、情景の意味を考えず感じる、感覚で読むという格好になってしまっていたが、実は風景の描写を一つ一つ汲み取っていくとかなり「演出的」な文章なのではないか?というのが本書での大きな気付き。光の明暗や色の描写を→

2016/01/16

ななこ

先日読んだますむらひろし版「オツベルと象/虔十公園林」が面白かったので、こちらも読んでみました。「やまなし」は短いながらも海底の澄んだ水、キラキラと差し込む月光、音のない世界の描写が素晴らしい。「クラムボンはかぷかぷわらったよ」のフレーズ懐かしいです。「ひかりの素足」は吹雪の中を進んでいく兄弟の様子があまりにも痛々しくて可哀想で。でも読後は不思議とスッと晴れやかな気持ちになる作品。「銀河鉄道の夜」同様、何度も何度も読み返したくなります。ますむらさんのおかげで宮沢賢治の世界に触れることができて、感謝です。

2015/10/31

み~くま

「やまなし」は小学校の教科書で出会った作品なのですが、その不思議な透明感に心震えたことを今でも鮮明に覚えています。一方の「ひかりの素足」は初体験。賢治がこれほど宗教色の強い作品を描いていたことにとても驚きました。童話として読むには、かなりショッキングな内容。でもその一方で、ますむら先生が描いた楢夫の姿の神々しさに目を奪われました。文章からだけでは読み取ることが難しい賢治の作品世界を見事に視覚化した一冊。ぜひ多くの方に手に取って頂きたいと思います。

2015/09/03

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