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たった一通の手紙が、人生を変える

たった一通の手紙が、人生を変える

たった一通の手紙が、人生を変える

作家
水野敬也
出版社
文響社
発売日
2015-11-28
ISBN
9784905073284
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たった一通の手紙が、人生を変える / 感想・レビュー

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ぱんにゃー

【直す】 『本音であること』×『(書くのを)楽しむこと』 長続きする秘訣。成長する秘訣。かなぁ /『「(書き)直す」という作業を誰よりも愛しているということです』水野さんのここが凄い(((o(*゚▽゚*)o)))

2016/01/07

Ikutan

処女作の推薦文を依頼するために、生まれて初めて『手紙』というものに本気で取り組んだ水野さん。そして、その時直筆の手紙のもつ可能性を実感したという。人間関係を円滑にし、人生を豊かにしてくれる手紙。そのノウハウを伝授してくれる一冊。例文のユーモアは、水野さんらしいなぁと思いましたが、この本は全体的には真面目な印象ですね。やはり、コミュニケーションとして大事なのは相手の立場に立って伝えること。そして手紙のメリットは時間をかけて吟味できること。圧倒されたのは最後の水野さんからの直筆の手紙。手紙、書いてみようかな。

2016/01/13

桜井葵

水野さんの作品としては珍しいすごく真面目な手紙を書くための指南書。ノウハウ部分は「仕事依頼、家族、ファンレター』など多種多様。一番良かったのが最後の読者に向けた「あなたへ」➡水野さんの直筆で書かれた手紙。読者への感謝が記されています。若かりし頃の水野さんが自分に対する自己嫌悪や劣等感に苛まれるころの葛藤。文章(手紙)だけの良さを教えてくれてます。手紙をコミュニケーションのツールとして使うためには「何が一番大切なのか?」このあとがきを読んで確かめてみてください。水野さんの想いがすごく感じれました。

2019/01/30

しゅわ

【図書館】『夢をかなえるゾウ』シリーズなどで人気の水野敬也さんがメールやSNS全盛のこの時代、あえて“手紙”に着目。手紙の技術というと定型文や時候の挨拶 etc…とかく固い印象をもってしまいますが、全く違う視点で「見せる前に何度直しても良い」という点に着目しているところが新鮮でした。文章上達のテクニックではなく、徹底的に相手を喜ばせること=相手への気遣いやサービスの本質が凝縮された“人の心をつかむ手紙の書き方”について熱く語っていて、手紙だけでなく、コミュニケーション全般に応用できそうです。

2016/12/27

ちさと

直筆のお手紙は書くのも頂くのも大好きですが、最低限必要な礼儀を守りつつ相手を気遣い、言いたいことを伝えるって難しい。本書はいい意味で水野さんらしい、手紙の技術を学ぶための本です。すごくいいこと書いてました。最初に例文で出てきた美空ひばりの文章は、修飾句が長すぎるし関係詞が多数出てきて英文みたい。全くいいと思えずあれっとなりましたが、対して夏目漱石のお手紙は完璧。徹底して核心路線でアフターフォローまでばっちり。いい上司になるでしょう。最後は水野さん直筆のお手紙がついています。

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