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生きかた上手

生きかた上手

生きかた上手

作家
日野原重明
編集人/矢部万紀子
編集/岡島 文乃
発行人/宮澤孝夫
出版社
いきいき
発売日
2013-04-08
ISBN
9784906912056
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生きかた上手 / 感想・レビュー

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Takayuki Oohashi

どんなに当たり前のことを言っても、その言った人の経験や優しさが滲み出るものです。この本は一見、至極当然のことを書いていますが、その当然のことを実践してきたという日野原さんの自負に溢れていました。そして、その自負というものも独善的なものではなく、幾人もの死んでゆく人々を看取ったという医者としての体験に裏打ちされていたように思います。僕もこの日野原さんから見たら、ひよっこもひよっこです。日野原さんの世代に近い昔の人々が大切にしてきた「死」や「助け合い」や「思いやり」というものをまた勉強したくなった一冊でした。

2016/11/22

オスイモノスキー

大震災や戦争の続いたこの100年という長い時間を、こんなにも心身ともに健やかに生きられるものなのかと驚き、凄みすら感じる。特に印象的だったのはハイジャックに遭遇した時のエピソードとして語られた「そのことばのとおりに生きたいと、自分を鼓舞し続けて来たのです」という言葉。日々真摯に自分の人生と向き合い、沢山の患者さんを看取る経験の中から産まれた上手に生きて、上手に死ぬ為の知恵。

2017/08/09

パンジャビ

初めて日野原先生の本を読んでみた。こっちは、100歳過ぎてからのコメントも入っている新しい方。奥様が肺がんで聖路加に入院中とは知らなかった。今はどうなっているんだろう。やはり奥様に対しては「医療の指示は出せるけれど、気持ちが違う。普通の患者さんに接するようにはいかない」のようなコメントがあり、さすがの日野原先生でも、やっぱりそうなんだなーとしみじみ。でも奥様も長生きよね。とても有能な方だったようで。日野原先生が医師として色んな患者さんを看取ってきたエピソードは涙なしには読めないなあ。

2013/07/25

よのすけ

この本は何歳で読むかによって評価が分かれそうな気がする。。

2022/10/09

おたか

上司がお客さんから戴いたものを譲ってもらった本⑤。なるほどなあと思う節も多々あったが、若者批判(のような文言)が点々と見受けられてやや萎えた。著者の自己アピールが若干強くてちょっとげんなりしてしまう1冊だった。

2022/05/11

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