なにも信じられなくなっても、本によって“生きる”ことができると知った【読書日記33冊目】 2019年12月某日 目を覚ます。外が白んでいるからどうやら朝だ。目だけで辺りをおそるおそる見渡す。私はどうやら生きていて、私はギリギリ「私」であるようだということに安心する。 ある時間の記憶がブツッと切れていることに後から気づくならば、まだいい… もっと見る