快読「ハリー・ポッター」
快読「ハリー・ポッター」 / 感想・レビュー
☆ひとこぶラクダちゃん☆
ハリーポッターを他の視点から冷静に見た世界観。著者が伝えるグリンゴッツ銀行のゴブリンや屋敷下僕妖精の存在とは…。イギリスの特級階級やマグルなど、詳しく解説してくれます。これを読むとハリーポッターを深く理解できますよ。
2022/09/11
timeturner
面白かった! このシリーズを階級や人種、ジェンダーによる差別の視点で読むことは考えたことがなかった。ものすごく腑に落ちる分析がたくさんあった。読んだときに疑問に感じたところも含め、なるほどこんなふうに解釈できるのかと目からウロコ。また読み直さなくちゃなあ。
2023/01/31
必殺!パート仕事人
階級社会が無くならないのには理由があるとは思っていました。上流階級の人達は地位を手放したくないんです。そして、仕組みとしてパブリックスクールが「階級構造の中で権力と名誉のともなう自分たちの地位を確実に受けつがせる」機関となっていると。 著者の解釈のように、その地位を手放したのがウィズリー家であるなら(魔法使いの旧家であるのに困窮した現在)、スゴイ一族です。
2022/10/02
オラフシンドローム
★★★☆☆ ハーマイオニーは、ローリングの分身で、彼女とロンの結婚は、ローリングの上流階級に受け入れられることへの羨望や固執により行われたのか? ゲイに人種差別に階級社会に…。確かにそれを匂わせた部分はあったけれど、J Kローリング、そこまで深く考えてこの魔法物語を書いたのかしら?
2023/11/26
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