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アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。

アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。

アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。

作家
北原モコットゥナシ
田房永子
出版社
303BOOKS
発売日
2023-12-12
ISBN
9784909926296
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アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。 / 感想・レビュー

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けんとまん1007

「アイヌ」を一つのテーマとしながら、それに留まらない普遍的な視点・視座がある。日頃、何気なく使っている言葉を、考えてみるきっかけになる。マイノリティとマジョリティを再考する。意図的な差別は、ある意味において分かりやすい。しかし、意図しないものや、意図的な差別を暗黙の了解としてしまうことの意味も考える。そんな大きなことを、伝わりやすく書かれているので、これをきっかけに深めていきたい。

2024/02/14

あたびー

挿入漫画のホンワカした雰囲気とは裏腹な、痛いところをグサグサ突いてくる内容が辛くて、読了に長い時間がかかってしまった。アイヌ対和人だけでなく、様々な差別について解説されているのだが、自分のしてきたこと話してきたことが差別的であったことは無いかなど後ろを度々振り返りながら読んだ。特に過去に端を発する差別を椅子に例えた話には唸らされた。過去に誰かの足の上に置かれた椅子に何も考えず座っているとしたら、その椅子を置いたのは自分でなくとも無関係とは言えない。その椅子の存在を否定したくない。取り除く行動がしたい。

2024/02/28

宇宙猫

★★ マイノリティのアイヌは、こんなに社会的不利益を被っていると訴えている。内容は良いと思うけど、不満やアイヌ以外に対する差別意識が溢れていてもやもやする。もっとニュートラルにマイノリティの境遇について書くか、いっそマンガをメインに不満に振り切った方が共感できたかな。

2024/04/12

kenitirokikuti

図書館にて。2023.12刊行。まぁ、これは共産党系だと思うのね。PRIDEやレインボー、フェミニズム。民族カテゴリではないせいか、あるいは北原氏も関東首都圏育ちなせいか、同和/部落は連帯・参照すべきリストになかった▲左目を閉じて読んだので、コンシャスレイジングというオルグ技法の復習となった。お前はマジョリティの支配体制によって奴隷と同類とされた。目覚めて解放されよ。覚醒者にとって土俗的なアィデンティティとは何であるのか。

2024/03/23

おさと

マジョリティはマジョリティであるだけで特権なんだよなぁ。名もない特権。そしてごめんなさい。アイヌ差別があることを知りませんでした…。なぜ差別する?差別する必要も意味もわからん。

2024/03/23

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