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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

作家
J・K・ローリング
J.K.Rowling
松岡佑子
出版社
静山社
発売日
2001-07-01
ISBN
9784915512407
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3) / 感想・レビュー

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Tetchy

またも英国本格ミステリらしいミスディレクションで今回も堪能できた。特に今回はロジックがひっくり返るというところに力点があったように思う。この作者が巧いなぁと感じさせられるのは、巧みに事実の断片を散りばめていること。読者の思考を勘違いさせる方向へ持っていくその手腕は今回も健在で、映画で真相を知ってても、あれは幻想だったのかと錯覚を及ぼすほどの力がある。そしてあのキャラの正体には仰天!こういう過去の設定の消化が始まると、物語も1作ずつではなくシリーズとしての動きを感じるので期待大。

2009/09/19

zero1

【闘うハリー】が魅力的。3冊読んだ中で一番面白かった。特にクィディッチの場面は手に汗握る!占いと死の予感。吸魂鬼は何がモデル?凶悪犯ブラックの脱獄で魔法学校にも影響が。ハーマイオニーは何故、多くの授業を受けることができる?新しい箒を贈ったのは誰?ハリーの両親について明かされる事実。最後の判断は甘さか?試されているのはハリーより読者だろう。3人の友情が試されるのもナイス!人を許すのは難しいこと。読んでいて他人事とは思えなかった。【ハリーの少年時代が第四巻で終わりを告げる】と巻末にはある(後述)。

2020/07/21

再び読書

子供に読み聞かせで、全部音読しました。流石に疲れました。内容は面白く、物語もいよいよ動いていく序章のしめくくりの位置にある感じがしました。

2011/08/11

ジェンダー

ハリーの両親を殺したと目される人が出て来てさらに真実を知り、両親の学友との出会い、少しずつロンやハーマイオニーと共に成長を見れるのが良いです。

2013/03/10

テルテル

ルーピン先生の授業がとても印象に残った。形態模写妖怪。自分が怖いと思った者に変身する。やっつける方法はただ一つ『笑い』。絵本『おおきなあな』が浮かぶ。ハリーはリメンターという恐怖の『あな』に落ちてしまう。彼の『あな』を埋めたのは、ルーピン先生との修行で会得した『パトローナス』の力。一番幸せな思い出を想像して呪文を唱えることにハリーの成長を感じた。何よりも仲間との信頼と行動、特にシリウスが『一緒に住まないか』とハリーに言ったシーンは感動した。ハリーは多くの者を救った。ハリーの成長とこれからの物語に期待。

2015/04/19

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