ラビットハウスの日常が帰ってきた!『ごちうさ』特集③・水瀬いのり(チノ役)インタビュー

アニメ

公開日:2020/10/31

ご注文はうさぎですか? BLOOM
TVアニメ『ご注文はうさぎですか? BLOOM』
TOKYO MXほかにて毎週土曜22:00~放送中
(C)Koi・芳文社/ご注文はBLOOM製作委員会ですか?

 もう、何回でも口に出したい言葉である――ラビットハウスの日常が帰ってきた! 間にOVAの劇場上映などを挟み、TVアニメ3期の放送がスタートした、『ご注文はうさぎですか? BLOOM』。ココアやチノたち、ラビットハウスに集まる面々の楽しい会話、作り手の情熱が全編からにじみ出ているかのような素晴らしい映像、ポップにはじけているけどどこか切れ味鋭い音楽――アニメ『ごちうさ』には、たくさんのものが詰まっている。これから3ヶ月間、その世界に浸れるなんて、至福である。

 今回の特集では、キャスト・監督・音楽(作詞)、3つの視点から『ごちうさ』を語ってもらった。いずれも、『ごちうさ』への愛情がたっぷり詰まったインタビューとなっているので、毎週の放送後に、ぜひチェックしていただきたい。第3弾は、ココアと並んで『ごちうさ』の象徴的な存在=チノ役・水瀬いのりへのインタビューだ。ともに歩みながら実感する、チノの尽きない魅力とは――?

ご注文はうさぎですか? BLOOM

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チノの「かわいい」を壊さないことに、全力を懸けています

――TVアニメとしては5年ぶりとなる『ごちうさ』にまた参加できると聞いたとき、どう感じましたか。

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水瀬: TVアニメ以外にも『ごちうさ』のチノとして声を当てさせていただく機会がいろいろあったので、5年ぶりのTVシリーズということに驚いています。5年ぶりなんだって聞くと、それだけ時間が経っていることを感じるとともに、変わらないかわいさがある作品なので、時間の流れをゆったりに感じる部分もあって。ただ、それぞれのキャラクターの完成度やキャラクターへの理解が年々高まっているので、アフレコも最初よりみんなスムーズになっている気がします。それは時間が経っているからこそ感じる手応えだと思うので、5年ぶりのTVシリーズも、前作を大きく超えていけるんじゃないかなあ、という期待を持っています。

――今、お話があったように、TVシリーズ以外にもいろいろな場面で声を当て続けてきて、気づけば長い付き合いになったチノは、水瀬さんの中でどんな存在なんでしょうか。

水瀬:チノは、ほんとにかわいいです! Koi先生の描くイラストも、アニメーションになって描いてくださるイラストも、とにかく『ごちうさ』として発信されるチノのいろんなイラストがかわいくて、保存をしたりしてます。「このかわいい子にわたしが声を当てているんだ」と、幸福感を感じます。チノという存在が、わたしが声を当てているキャラクターの中にいることが、すでにもう尊いというか(笑)。わたしとしては、Koi先生が描いたチノがすべてで、そこでかわいいができ上がっていると思っているので、そこに彼女が持つ心情や思いを芝居に乗せて、かわいいの加点をする――というよりは減点がないように気をつけるというか、声がつくことによって彼女の「かわいい」が変わってしまわないように、そして完成されているかわいいを保つように、そんなイメージで彼女とは接しています。チノの「かわいい」を壊さないことに、全力を懸けていますね。ファンの皆さんが、チノをすごく大切にしてくれているので、声というポジションでチノの近くにいさせてもらえるのは特権というか、特等席のような場所で愛でるのが、彼女との向き合い方かな、と思います。

――『ごちうさ』ほど観る人を幸せにさせる作品はなかなかないと思うんですけど、その幸福感は作品に関わる人たちもそれぞれ感じてるんじゃないかな、と。水瀬さんが思う、『ごちうさ』だけが持つ幸せ感って、何によって発せられてるものだと思いますか。

水瀬:まずは、かわいくて優しい世界がずっと統一されていること、個人的にはバイキングみたいというか、いろんなかわいさが揃っていると思います。『ごちうさ』を好きになってくれた人たちが、自分が好きな「かわいい」を見つけていけるような世界観があって。最初はココアとチノとリゼ、3人の出会いが魅力的に描かれていて、一方で千夜とシャロの関係にはまた違ったパートナー感があるし、チノのまわりにはマヤとメグがいて、そして青山ブルーマウンテンさんや凛ちゃん、それぞれの家族も出てきたりするので、「こんなに嬉しい枝分かれってないな」と思います。かわいいがかわいいを呼ぶ、というか。この幸福感、すごく満腹なのにまだデザート食べたいと思うような感じで、その苦しさすらも喜びです(笑)。当たり前に日常を過ごしている彼女たちを見ることが幸せだし、この日常だからこそ輝くかわいさが詰まっているので、「かわいいの食べ放題」というか、バイキングのような感じがしています。

――チノはかわいくて、友達思いで、ふとしたときに芯が強い部分も見せてくれるキャラクターだと思うんですが、水瀬さんから見たチノのいいところって、どういう部分ですか。

水瀬:特に『BLOOM』では、チノちゃんがすごく成長しているんですね。チノは、意外と影響を受けやすいところがかわいいと、わたしは思っていて。自分を貫いているように見えて、ココアやリゼ、マヤ、メグ、千夜、シャロ、それに青山さんやお父さん、ティッピーとつながっている時間が長くなればなるほど、本人も気づいていないスピード感で明るくなっていってると思います。クールで恥ずかしがり屋、という根底は変わらないけど、そこに付随して、お姉ちゃんたちのいろいろな個性をチノなりに吸収していくことで、まだまだ魅力的になっていくんだろうなあって想像しています。チノの成長を見ることが、視聴者の皆さんにとっても、わたしにとってもすごく幸せなことだし、彼女が頑張れば頑張るほどチノというキャラクターは魅力的になっていくから、誰も想像できないような将来性を持っている子だなって思います。

――確かにそうですね。チノはひとりで勝手に成長しているのではなくて、まわりの人から受け取ったものを自分の糧にしながら成長している感じがします。

水瀬:そうですね。努力をしてることを意外と隠せないタイプだと思うので、一生懸命なときは一生懸命なんだなってわかるところも、またかわいらしいです。そこは、ココアたちの魅力にもつながってくるんですけど、チノが頑張っているときは気づかないふりをしてくれたり、見えないところでサポートしてくれていて。そういう意味では、チノは天性の愛され力、「妹力」みたいなものを持っているのかなって思います。

――3期の収録をしていて、「『ごちうさ』の現場に帰ってきたなあ」って実感したシーンはありますか。

水瀬:やっぱり、ココアの「チノちゃ~ん」っていうセリフですね。彼女が変わらず太陽のような存在でいてくれる空間が、『ごちうさ』の象徴だなって思います。今回は『BLOOM』ということで、「かわいいが花盛り♪」がテーマなんですけど、センターでココアが大きな花を咲かせてくれるからこそ、みんなも一緒に咲けるので、ココアの底なしの明るさを感じたときに、「ああ、『ごちうさ』だ」って思いました。

――TVアニメの1期放送は2014年だったから、もう6年前ですよね。水瀬さんは、まだ10代ですか。

水瀬:そうですね。18歳、かな。

――チノは劇中で唯一、三世代が同時に物語に出てくるじゃないですか。ティッピー役の清川元夢さん、タカヒロ役の速水奨さんは大先輩で、親子であり孫の関係で共演しているわけですけど、おふたりとはどんなコミュニケーションをしていましたか。

水瀬:速水奨さんに関しては、のちにイベントの司会をしてくれたり、わたしたち女子チームの暴走もお父さんのような目で優しく包み込んでくれて――ときにはちょっと奨さんが暴走しているのでは、という一面もありますけど(笑)。『ごちうさ』の世界に、奨さんの存在はめちゃくちゃ浸透しています。清川さんの最初の印象は、とにかく脚が長い(笑)。本当にスタイルがよくて、ご本人の雰囲気とティッピーの雰囲気が、とてもいい意味で乖離しているんですね。ティッピーになったときのお茶目な感じと、普段のスタイリッシュな空気感に、役者とキャラクター性のギャップがあって、まさに「役を演じる」ということを体現しているようなマイク前での姿を見たので、「こういうパターンの衝撃もあるんだ」って感じました。「なんてカッコいいんだろう」って。

 忘れられない出来事としては、チノちゃんのバースデイライブを行わせていただいたときに、奨さんが司会をしてくださっていたんですが、サプライズで清川さんもいらっしゃってくれて。そのときに、感極まって泣いてしまったんですけど、自分のおじいちゃんって呼べるキャラクターに出会えたのもチノのおかげだし、チノがつないでくれた関係性を肌で感じたイベントだったので、声優としていろいろなイベントに登壇させていただいてますけど、その中でもすごく印象に残っています。

――チノと仲良しのマヤとメグを演じている徳井青空さん、村川梨衣さんとは、どういう関係なんでしょう。

水瀬:ふたりは、同世代な感覚を与えてくれる先輩です。「いのりん」って呼んでくれて、わたしも「りえしょん」「まるさん」って呼んだり、まるで同級生のような感覚でお話ができるふたりなので、3人で集まると、ついふざけたくなっちゃいます(笑)。ライブのリハーサルでも、ついつい休憩時間にお菓子を食べながら、「これは休憩になってるのか?」っていうくらいはしゃいだりして(笑)。そういう、同級生や幼馴染みのような感覚をもたらしてくれるふたりで、羽を伸ばせる空間を作ってくれているので、感謝しています。でもときにはセンターに立っているわたしを支えてくれていると感じる瞬間もあって。そういうところでお姉ちゃん感を感じています。

――去年、『ダンまち』の特集で話を聞いたときにも、大西沙織さんや久保ユリカさんとのエピソードを語ってくれましたけど、水瀬さんはことごとく共演者の人と仲良くなれる人なんだな、と。一緒に仕事をする人との関係性の構築について、どう考えているんでしょうか。

水瀬:それぞれがいろんなモチベーションを持ちながら、自分の与えられた役割に向き合っていると思うんですけど、わたしは人見知りをしていた時代も長かったので、「現場で友達を作ろう」みたいなことまで頭が回らず、自分がキャラクターとまっすぐに向き合って、求められているものをしっかりと作り上げることばかりに集中していました。でも、あるときに、「与えられたことをこなすだけになってるんじゃないか」って、疑問を抱いた瞬間があって。台本に書いてあるお芝居とはいえ、掛け合いなので、よりその人とお話をしていたり、その人が演技をしていない瞬間を知ることで見えてくるものもあるんだなって、気づいた瞬間がありました。それ以降はおのずと、関係性を築くようにしていると思います。頑張って友達を作ろうとしていたわけではなく、「この人のことが知りたい」って思う気持ちを持つことは、『ごちうさ』が始まったときにはなかったと思いますし、いろんな作品やいろんな人と出会えたからだと思います。

 3期でも、出会いがチノを変えてくれることがたくさんあるんだなって、すごく胸を打たれるシーンがあるんですけど、それを読んだときに、「ほんとだ」とわたしも思いました。自分が変わったんじゃなくて、出会ったことによって変えてもらっていたんだなって。変わろうと思って変わったのではなく、気づいたら変われていたところはチノとリンクしているなって、改めて感じます。

――チノは声を張るタイプではなく、短い返事や息遣いで感情を表現するところがあると思うんですけど、いろんなキャラクターをやってきた中で、水瀬さんが得意とするジャンルのキャラクターなのかな、と思います。ボソッとしゃべるけど気持ちは伝わってないといけない、みたいなお芝居を求められるというか。これまでチノと向き合ってきて、自身の役者としての強みや課題は、どんなところに感じますか。

水瀬:最初は、無機質すぎて冷たく聞こえていないかな、という不安がありました。ボソッと「いいです」「大丈夫です」「要らないです」とか、ネガティブ要素のある言葉をココアに返すときに、「今、あまりにも冷たすぎたんじゃないかな」と思ったりしていて。とはいえ甘々にもできなくて、ちょっと辛口、だけど言ったあとで自分の口角はちょっと上がっている、からかい感みたいなものは、とても難しいバランスだなって思いながら演じています。逆に強みは――自分で言うのも、なんですけど、自分が演じていて「今、すごくチノらしかったなあ」って思うのは、たとえばチノは感謝の気持ちを伝えるときに、面と向かって言うのではなくて、何かをしながら「いつも感謝してます」「これからもずっと一緒です」って、さりげなく言うんですよね。助走なし、みたいな(笑)。そのテンション感が、自分のペースとすごくリンクしているなって思います。わたしも、「これからあなたに感謝を伝えるよ」とはなかなかできないタイプで、目を見て感謝を伝えるのが苦手なところがあるので、そのシンクロ感は、わたしとチノだからこそできるんじゃないかな、と思っています。

ご注文はうさぎですか? BLOOM

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感謝の気持ちを込めて、これからもチノちゃんと一緒に成長していきたい

――『ごちうさ』の世界に1日行けるとしたら、何をしたいですか。

水瀬:ええ~っ!? もう、夢の国すぎて、どうしよう(笑)。もちろんココアちゃんたちに会いたいですし、チノちゃんと一緒にコーヒーが飲みたいし、とにかくやりたいことはいっぱいありますね。わたし、カメラが好きなんですけど、景色を写真に収めたいですね。『ごちうさ』の世界にはモチーフになった場所があるので、わたしもいつか自分の足でそこを訪れてみたいなって思いますし、それは『ごちうさ』をやり始めてからの夢です。その際には、我が家にあるティッピーのぬいぐるみと、チノちゃんのねんどろいどを持参しようかな、と(笑)。

――(笑)チノ以外で、水瀬さんの推しのキャラは誰ですか。

水瀬:いやあ、難しいですね。とにかくみんな大好きです。どの子も、話数ごとに全員がMVPを取ってるんですよ(笑)。常に同率でみんながかわいいっていう世界線なので――でも、その中でも気になる、目で追ってしまうキャラクターは、シャロですね。彼女は、自分を偽ることが多々あるじゃないですか。お嬢様学校に通っているけど実はお家が貧乏だったり、毅然と振る舞っているけど頭の中ではモヤシの特売のことを考えていたり(笑)。シャロの庶民的なかわいさが、わたしはすごく好きです。チノも近いところがありますけど、等身大でいることが一番の魅力になるキャラクターはシャロだな、と思っていて。お嬢様然としているときももちろんかわいいけど、いろんな値引きに詳しかったり、「これは絶対こっちのほうがお得です」って言ってくれるときも、キラキラ輝いていてかわいいなって思います。自然体でいることがかわいいって、もう最強の武器を手にしてますよね。かわいい要素が詰め込まれすぎていて、もう爆発寸前って感じです(笑)。

――(笑)水瀬さんは、Petit Rabbit’sとチマメ隊の両方に参加していて、特に多くのキャラソンを担当してきたわけですけど、特にお気に入りになっている曲は何ですか。

水瀬:どの楽曲も大好きなので難しいですけど、TVアニメ2期のオープニングだった“ノーポイッ!”は、歌詞を聴いたときにハッとしました。《今日をポイッてしない》というフレーズは、かわいく軽快に流れていくけど、すごく胸をつかまれるフレーズでした。『ごちうさ』の楽曲って、かわいいの中にちゃんと現実味をもたらしてくれる歌詞が並んでいて、そこのバランスがすごくいいと思います。作品のキーになるワードが入りつつ、「ココアとチノが出会えたから、今がある」というメッセージを変わらず伝え続けてくれているし、それでいて「もっと楽しいことが待ってる」が必ず歌に入っているんですね。だから、聴いている側としても「まだまだ終わらないんだ」って思えるし、常にかわいいがクライマックスを迎えそうになっているけど、それでもまだ新しい世界が待っているし、これから変わっていく世界も楽しみにしていてね、というメッセージを受け取ることが多いです。

 “ノーポイッ!”以外にも好きな曲はたくさんあって、ココアとチノとリゼで歌った“きらめきカフェタイム”という3人曲の歌詞も好きです。《めぐる季節を一緒に越えて/ここにしかない笑顔に会えたね》という歌詞は、『ごちうさ』を語るには欠かせない言葉だと思います。『ごちうさ』の世界観って、場所が大きく変わったりすることがなくて、わりと木組みの街の中での話なので、この街に来たココアとチノが出会って、ここにしかないものを見つけた、というところが、わたしはすごく好きです。

――チマメ隊が歌う3期のエンディングは、だいぶインパクトがありました。“なかよし!〇!なかよし!”――「○、とは?」みたいな(笑)。

水瀬:(笑)そうなんです。実は、その曲のカップリングもかなり大変なことになっているので、皆さん楽しみにしていてください(笑)。そのカップリングも歌詞は畑 亜貴さんで、たくさん畑さんワールドに触れられるのが嬉しいです。毎回歌詞を開くたびに、違ったタイプの感動と衝撃をくださるので。なんだろう、「すべてを知っている者が書く歌詞」みたいなところがあります(笑)。

――(笑)ココアとチノとして、長く共演してきた佐倉綾音さんに、メッセージをもらえますか。

水瀬:最初に一緒になったレギュラー作品が、わたしにとっては初めてのレギュラーで、そこから『ごちうさ』を経て、わたしの世界が大きく変わった瞬間を隣で見てくれていた存在です。今のわたしになる前からずっと隣にいてくれていて、気づいたらなんでも言える関係になっていました。伝えたいこととしては、『ごちうさ』が始まった頃のわたしはだいぶ頼りなくて、この作品を引っ張っていくとなったら、ねるさん(佐倉)の後ろをちょっとついていくような存在だったと思うけど、わたしも歳を重ねて(笑)、同じとまではいかないけど、半歩くらいの場所には近づけたのかな、と思っているので、「ときにはこちらに寄り掛かってくれてもいいですよ」って思います。

――頼れるチノになったわけですね。

水瀬:はい。「今のわたしなら、ちょっとは支えられるかも」、そんな気持ちです。

――では最後に、チノへのメッセージもお願いします。

水瀬:声優・水瀬いのりの代表的なキャラクターになってくれているチノちゃんなので、感謝してもしきれないですし、この役に巡り合わせてくれたスタッフの皆さんにも、「ありがとうございます」という言葉しかないんですけど、そういう感謝の気持ちを込めて、これからもチノちゃんと一緒に成長していきたいです。チノちゃんからもらったたくさんのものをしっかり受け取って、それを倍にできたらいいけど――今は0.25倍くらいにしかなってないかもしれないですけど(笑)――もらったものを、わたしなりに形を変えたプレゼントとしてチノちゃんに送ってあげられるように、もちろん『ごちうさ』での活動も頑張りますし、チノちゃんにいろんなものが返せるように、『ごちうさ』以外のお仕事も頑張って、大きくなった姿で、一緒に歩いていけたらいいな、と思います。

第4回は11月7日配信予定です。


『ご注文はうさぎですか? BLOOM』公式サイト

取材・文=清水大輔

水瀬いのり(みなせ・いのり)
2010年に声優デビュー。代表作に、TVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』『五等分の花嫁』『彼方のアストラ』『ソマリと森の神さま』、劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』など。