サウナをディープに楽しむ!サウナー必携の辞典が登場

暮らし

公開日:2023/9/29

株式会社誠文堂新光社は、2023年9月6日(水)に『サウナ語辞典』(税込1760円)を発売。サウナにまつわる用語を、実に500語以上も収録。まさに、「文化系サウナー」の探求心をととのえる一冊となっている。

サウナ語辞典
サウナ語辞典』(著:草彅洋平/誠文堂新光社)

サウナの沼にどっぷり浸かる一冊

マンガやドラマなどの影響で、「第三次サウナブーム」の真っただ中にあるといわれている昨今。アウトドアブームとも相まって、コロナ禍でも楽しめる身近なレジャー施設としても注目されている。2021年には、「ととのう」という言葉が「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたことも記憶に新しい。

最新の施設に胸を躍らせたり、ファッションとして遊び尽くしたりと、サウナの楽しみ方は人それぞれ。そんななか、“サウナを様々な角度から楽しみたい”“文化として学びたい”という「文化系サウナー」を満足させるような本は、これまでほとんど存在していなかった。「サ学」の第一人者である草彅洋平氏を著者に迎えた本書は、読者をまったく新しい「サ旅」へと誘う。

advertisement
サウナ語辞典
サウナに関する用語をイラストと豆知識で紹介

サウナ室におけるあれこれやサウナーならではの言動、施設特有の言い回し、さらには戦前のオリンピアンによる聖地レビューなど、お馴染みのものからあまり知られていないものまで、500を超えるサウナ語を紹介。サウナの沼にどっぷりと浸かり、「文化系サウナー」の探求心もととのうこと間違いなしの一冊だ。

サウナ語辞典
500以上のサウナ語を収録

サウナ語辞典
「文化系サウナー」ならずとも、読み入ってしまう内容に

■掲載用語

アヴァント、アウフグース、あまみ、ウィスキング、ヴィヒタ、産湯、おかわり、オロポ、外気浴、かけず小僧、風邪をひかない、身体がポーとして何とも言へない気分、カンカン、グルシン、ケツ焼き、サウナ温め選手権、サウナブーム、サ活、サ飯、下茹で、昭和ストロング、スーパー銭湯、選手村、チラー、テレビ、動線、ととのう、ドラクエ、トントゥ、内気浴、鳴く、入浴、主、熱耐性、熱波師、羽衣、羽衣崩し、火入れ、フィンランド式サウナ、プロサウナー、文化系サウナー、水通し、水風呂、むし風呂の革命、メガネ置き、持ち込み禁止、雪ダイブ、ラドル、冷冷交代浴、ロウリュ……など500語以上

【目次】

サウナ語辞典
目次1

サウナ語辞典
目次2

サウナ語辞典
目次3

今回の書籍について担当者に話を聞いてみた。

「(今回の書籍の狙いは?)趣味をとことん掘り下げる語辞典シリーズにサウナが登場しました。サウナをブームから文化に昇華させることを目指しています。サウナをディープに楽しみたい人向けではありますが、基礎知識ページやイラストも充実しているので初心者サウナーでも手に取りやすいと思います」

「(今回の書籍のイチオシは?)500以上のサウナ用語を賑やかなイラストとともに紹介している点です。圧倒的な情報量をとにかく楽しんで(時に辟易しながら)、お気に入りの用語を見つけてほしいと思います」

「(ユーザーへのメッセージは?)『物足りない』とは言わせない、偏愛が駄々洩れなボリュームのある一冊になりました。サウナの『沼』を体感してみてください。そして、掲載されていない新語があれば、ぜひ教えてほしいと思います」

【草彅洋平(クサナギ ヨウヘイ)プロフィール】
編集者。サウナ研究家。CULTURE SAUNA TEAM”AMAMI”主催。温泉の著書に『作家と温泉』(河出書房新社)。サウナの著書に『日本サウナ史』(カンカンピーポー/第1回日本サウナ学会奨励賞・文化大賞受賞、Saunner of the Year 2021 受賞)がある。

【浜竹睦子(ハマタケ ムツコ)プロフィール】
福岡県生まれ、岡山県在住。美術館勤務を経て、フリーランスのイラストレーターに。コロナ禍のひとり遊びでサウナに開眼。全国各地サウナでの体験を、イラストで記録しインスタグラム(@hamatakemutsuko)で公開。まだまだ知りたい初心者サウナー。好きなサ飯は餃子。サウナ・スパプロフェッショナル。

誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/hobby/82471/


あわせて読みたい