筆力は太宰治に匹敵!? 又吉が描く人間くさい「芸人」の葛藤と焦燥

文芸・カルチャー

2015/3/6

『火花』(又吉直樹/文藝春秋)  「笑い」というカルマを負う者を、人は「芸人」と呼ぶのかもしれない。何が面白くて何がつまらないのか。四六時中、心にそんな葛藤を抱えながらも、彼らは周囲を笑わせ続ける道化者だ。そんな「芸人」の実態をこんなにもさらけ出してしまって良いのだろうか。そう思わされる小説が、ピース・又吉直樹の文芸... 続きを読む