しりあがり寿、ホフディラン小宮山雄飛、大食いクイーン・もえのあずきらが参加! 立ち飲み&「1000ベロ」好き必見! 飲むカルチャーマガジン『酒場人』第3号完成!!

食・料理

2017/1/31


『酒場人 vol.3』(監修:パリッコ/オークラ出版)

 立ち飲みや「1000ベロ」といったブームが相変わらずの盛り上がりを見せる「大衆酒場」の世界。様々な関連書籍も多数発売される中、酒場ライターとして知られるパリッコが監修をつとめ、その内容のディープさによって一際異彩を放つムック本が『酒場人』(オークラ出版)だ。2015年に創刊されるや、コアな酒場ファンからの熱い支持を集め、続巻を待たれていた最新号がついに完成。2017年1月31日(火)に発売された。

 気になる最新号の内容は、恒例の酒場インタビューに、漫画家・しりあがり寿、グルメ事情にも精通するミュージシャン・小宮山雄飛(ホフディラン)、大食いクイーンとして知られるアイドル・もえのあずき、気鋭の落語家・立川吉笑が登場。全員が本気で酒を飲みながら、他ではなかなか聞くことのできないこだわりや失敗談といった、ざっくばらんなトークを展開する。

 また、特集「ふらり、日帰り、酒の旅」では、予定のない休日に日帰りで気軽に行ける酒の旅を提案。ユザーン(タブラ奏者)、原田ちあき(漫画家)、つちもちしんじ(イラストレーター)、YMCK・栗原みどり(ミュージシャン)らと気ままに飲み歩く様子をレポート。人気者たちの普段は見られないようなほろ酔いの様子が微笑ましく、一緒に飲んでいるようで楽しい。

 連載陣も豪華で、清野とおる、谷口菜津子、スケラッコ、かせきさいだぁ、ミドリカワ書房、安田理央、とみさわ昭仁等々……。幅広いジャンルの文化人たちが、思い思いに酒や酒場の楽しみ方を語るコラム、漫画が満載だ。

 その他の見所として、今号より飲兵衛のバイブル的漫画『酒のほそ道』の作者、ラズウェル細木の新連載がスタート。『山と食欲と私』の漫画家・信濃川日出雄は「山と酒」をテーマに濃密なコラムを展開。漫画家・ルノアール兄弟は業界に波紋を呼びそうな問題作『ストリート系メンズファッ酒ンのすすめ』を描き下ろし。下町で人気の「キンミヤ焼酎」の魅力をインタビューでとことん掘り下げるなど、盛りだくさん。

 古き良き老舗酒場や、コストパフォーマンス重視のガイド本は多数出版されているが、「酒」と「人」にスポットを当て、ここまで貪欲に、かつ愛を持って酒場を語りまくった本は他に類を見ない。読むだけでほろ酔いになれる“飲む”カルチャーマガジン『酒場人』。筋金入りの酒場好きはもちろん、「大衆酒場には興味があるけど、勇気がなくて入ったことがない」という若者にも、その楽しみを知る入門書としてうってつけの1冊だろう。