心の問題を抱える子どもたち、大人たちに贈る、夜回り先生・水谷修の「いのちの授業」

暮らし

2017/3/3

 様々な問題を抱えた中高生と向き合ってきた、夜回り先生・水谷修による『どこまでも生きぬいて 夜回り先生50のヒント』が2017年2月20日(月)に発売された。

 同書は、中・高校生のいじめ、不登校、非行、薬物などの問題に向きあってきた夜回り先生が、心の問題を抱えて生きる子どもたち、そして大人たちへ、残された人生をふまえて“どうしても伝えたい”メッセージを綴ったものだ。

 著者は、自らに近づく死の足音についても言及している。ガンにおかされ、身体が思うようにならず、以前のように毎週「夜回り」で子どもたちと関わることができなくなりつつある著者は、「この仕事から身を引く時が近づいてきています。また、数度にわたる手術の中で、この世界から去る日が遠くないことももうわかりました」と、その心情を綴る。

 そうした中で上梓したこの本は、著者にとって「60年の人生の集大成」ともいえるもの。「いま、どうしても伝えておきたい」渾身のメッセージの数々は、子どもたちはもちろん、保護者にとっても生きる勇気を与えてくれることだろう。

 「生きるとはどういうことなのか」「なぜ、人は生きなくてはならないのか」「どうすれば、幸せに生きることができるのか」いま、いちばん伝えたい50のメッセージの一部をご紹介しよう。

・いいもんだよ、生きるって
・青空の中に星を探そう
・人のためになにかしよう
・ドラッグに「ノー」と言う勇気を
・私の大好きなことば
・逃げる勇気を持とう
・救いは、あなたの中に
・救いは、出会いの中に 他

この本を通して、多くの子どもたちが、「生きるとはどういうことなのか」「なぜ、人は生きなくてはならないのか」「どうすれば、幸せに生きることができるのか」、そのヒントを手にしてくれれば、こんな幸せなことはありません。本書 まえがきより抜粋

水谷修(みずたに・おさむ)
1956年、神奈川県横浜市に生まれる。上智大学文学部哲学科を卒業。83年に横浜市立高校教諭となるが、2004年9月に辞職。在職中から継続して現在も、子どもたちの非行防止や薬物汚染の拡大防止のために「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールを行い、メールや電話による相談を受け、講演活動で全国を駆け回っている。主な著書に、『夜回り先生』『夜回り先生と夜眠れない子どもたち』『こどもたちへ おとなたちへ』などがある。

    img01
    『どこまでも生きぬいて 夜回り先生50のヒント』(水谷修/PHP研究所)

※掲載内容は変更になる場合があります。