人気料理家5人が教えてくれる、毎日を「特別な日」にするとっておきレシピ

食・料理

公開日:2017/5/7

 人気料理家5人によるゆるぎない生き方と、とっておきの日でも毎日の食事でも使いたいレシピを紹介した『今日を特別な日にするレシピ』が2017年5月17日(水)に発売される。

 あなたが作る料理には、なんでもない日を特別にする力がある。同書に登場するのは、ルーティンになってしまいがちな「料理」を仕事として、生きがいとして選んだ5人の料理家たち。人生で選択してきたこと、大切にしていること、かけがえのない思い出、料理との向き合い方…。5人の生き方についての話が掲載されている。

 料理家たちの生き方によって形作られた個性豊かなレシピもたっぷり紹介。レシピには作りおきや常備菜、簡単なワンプレートなどのアイデアがふんだんに盛り込まれているので、特別な日にぴったりなのはもちろん、毎日の食卓にも活かすことができる。料理家たちそれぞれのレシピがどう違うのか、またテーブルセッティングやインテリア、いつもの味つけを一新する調味料、「おいしい」を決める3つのポイントなど、見逃せない要素が盛りだくさんだ。

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各料理家のレシピ例
小堀紀代美―家庭料理なら、十八番が10品あれば十分
グリークサラダ、ギリシャ風ムサカ、白ワインのフルーツゼリー、魚介のセビーチェ、ニョッキ・レモンクリームソース、グヤーシュ、パラチンタ

高谷亜由―立ち止まる、受け入れる、流すという生き方
魚介のマリネサラダ・ライスペーパー巻き、アボカドクリームパフェ、ベトナム風五目鍋、枝豆のベトナム風マリネ、ハーブと食べるひと口揚げ春巻き

野口日出子―「お母さんのごはん」のプロフェッショナルを目指して
すき焼き、わかめと豆腐のみそ汁、アジの塩焼き、たけのこ・エビ・菜の花の炊き合わせ、きゅうりとちりめんじゃこの酢のもの、たけのこ混ぜごはん

若山曜子―パリでの暮らしすべてが今につながっている
カキのオイル漬け、自家製スモークサーモンのサラダ、ラム肉の煮込み、赤ワインといちごの簡単ソルベ、フォンダンショコラ、豚アサリ、フレンチトースト

ワタナベマキ―日々の食卓が家族の「生きる力」を作る
とうもろこしの炊き込みごはん、じゃがいもとローズマリーのフライドポテト、ガーリックステーキ、豚肉とドライプルーンの煮込み、柿とゴルゴンゾーラチーズのディルサラダ

 人気料理家たちの生き方に共感しつつ、そのレシピを知れば料理の奥深さを感じられること間違いなし。なんでもない毎日を特別な日にするために、同書を買って個性的なレシピを学んでみては?

小堀紀代美(こぼり・きよみ)
料理家・料理講師。アトリエ兼料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」を主宰。口コミで評判が広がり予約のとりにくい料理教室に。さらに料理家として雑誌、書籍、広告でも活躍中。

高谷亜由(たかや・あゆ)
料理家・料理講師。京都の町屋でベトナム料理とタイ料理の教室「Nam Bo」を主宰。旅とお酒と料理をこよなく愛する。ベトナムへは年に2回は渡航。

野口日出子(のぐち・ひでこ)
料理家。東京・自由が丘にて「野口日出子料理教室」を主宰。料理雑誌の編集者や料理番組の製作者、料理教室の先生、料理研究家など、料理業界に身をおくプロも生徒に多い。

若山曜子(わかやま・ようこ)
料理・菓子研究家。東京外国語大学フランス語学科卒業後パリへ留学。ル・コルブンブルーパリ、エコール・フェランディを経てフランス国家調理師資格「CAP」を取得。帰国後は雑誌や書籍、テレビのほかカフェや企業のレシピ開発など幅広く活躍中。

ワタナベマキ(わたなべ・まき)
グラフィックデザイナーとして活動後、「サルビア給食室」として料理の道へ。調味料を最低限とするシンプルなレシピでありながらおいしいメニューの提案にファンが多い。自然体かつセンスのよいライフスタイルも人気で雑誌、書籍、広告、テレビで活躍。

※掲載内容は変更になる場合があります。