2組の親子に訪れる悲しくも愛のある物語…貫地谷しほり×大東駿介W主演で湊かなえ『望郷』映画化

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公開日:2017/7/16

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 湊かなえの人気短編集『望郷』が映画化され、2017年9月16日(土)より公開する事が決定。ファンからは「映画向きの作品だしめっちゃ楽しみ」「原作・キャスト共に最高過ぎる!」と期待の声が上がっている。

 同小説は、“島”に生まれた人々の複雑な心が生み出す6つの事件を描いた短編作品。2016年にはドラマ版が制作されており、日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「海の星」の他、「みかんの花」「雲の糸」の3作品が映像化。広末涼子、伊藤淳史、濱田岳ら豪華キャスト陣を迎え人気を博した。

 映画では、ドラマ版では見ることが出来なかった「夢の国」と「光の航路」が実写化される。「夢の国」で、古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう夢都子を演じるのは、4年ぶりの映画主演となる貫地谷しほり。また、「光の航路」では、故郷の島で中学校の教師を務め、クラスに生じるいじめ問題に悩んでいる間、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知る事になる航を演じたのは大東駿介

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 演技派俳優同士のWキャストとあって、ファンからは「湊かなえ作品に貫地谷しほり出るとか見るしかないやつ!」「大好きな大東くんが主演とか朗報すぎる」「キャスティング完璧かよ…」との声が上がった。その他、木村多江や緒形直人など実力派俳優の出演も決まっており、「若い子からベテランまでいい感じのキャスト陣!」とさらに期待が高まっている様子。

自分の中でとても大切な作品なので凄く嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるという事への窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います。
貫地谷しほり

湊かなえさんの故郷であり、物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います。是非ご覧ください。
大東駿介

日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います。
湊かなえ

 公式サイトには早くも予告映像が公開されており、こちらも「映像良い感じじゃないか」「俳優陣たちの演技が凄い好み」と好評。気になった人は原作小説を買って、他の収録作品にも目を通してみてはいかがだろうか。


■映画「望郷」
公開日:2017年9月16日(土)
出演:貫地谷しほり 大東駿介 ・ 木村多江 緒形直人 ほか
原作:湊かなえ「夢の国」「光の航路」(「望郷」文春文庫 所収)
監督:菊地健雄 脚本:杉原憲明
制作・配給:エイベックス・デジタル
公式サイト:http://bokyo.jp/
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