“ラストのどんでん返し”も! 伊坂幸太郎作品のエッセンスが詰まった絵本『クリスマスを探偵と』――挿絵は松本大洋も注目するバンドデシネ作家マヌエーレ・フィオールが担当!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/11

 伊坂幸太郎が贈る聖夜の奇跡の物語『クリスマスを探偵と』が、2017年10月26日(木)に発売される。

 同書は、デビュー以来の伊坂作品のモチーフである「探偵」「男2人」「親子愛」「巧妙な構成」「ラストのどんでん返し」といったエッセンスがすべて詰まった、挿絵付きのオールカラー絵本。描き下ろし挿絵を手がけるのは、伊坂も注目し、また松本大洋ら日本の第一線の漫画家も各所で注目しているフランスのバンドデシネ作家マヌエーレ・フィオールによるもの。伊坂作品にはおなじみの“あのキャラクター”の元祖とも言える人物も登場し、この冬最高の物語が展開される。

生まれて初めて完成させた短篇が元となった作品です。伊坂幸太郎

お話の最後ではいつも呆然となり、もう一度読み直したい気持ちで胸がいっぱいになりました。マヌエーレ・フィオール

<舞台はドイツ。探偵カールがクリスマスの夜に出会った謎の男とは…?>

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 同書の刊行に際して、直筆サインカードなど、伊坂幸太郎からイブにプレゼントが届くキャンペーンが発売日の10月26日(木)から11月30日(木)まで開催される。応募条件、応募方法、抽選から発表までの流れなど、詳細は『クリスマスを探偵と』特設サイトをチェックしよう。
◆『クリスマスを探偵と』特設サイト
http://www.kawade.co.jp/christmas_isaka/

伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)
1971年生まれ。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。他『アヒルと鴨のコインロッカー』『死神の精度』『AX』『ホワイトラビット』等。

マヌエーレ・フィオール
1975年イタリア生まれ。2011年『秒速5000km』でアングレーム国際漫画祭最優秀作品賞を受賞。他の作品に『エルザ嬢』など。(いずれも未邦訳)。現在フランス在住。注目されるバンド・デシネ作家。

※掲載内容は変更になる場合があります。