自分の子供が「殺人の罪」に問われたら…佐藤浩市、天海祐希出演で『Aではない君と』ドラマ化決定!

エンタメ

公開日:2018/6/13

 薬丸岳の小説『Aではない君と』が、佐藤浩市と天海祐希の出演でドラマ化されることが決定。「素晴らしい俳優同士で楽しみすぎる」「重いテーマだけどこのキャストなら信頼出来る!」と期待の声が上がっている。

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 同作は、ある少年が起こした死体遺棄事件を巡る物語。会社員の吉永圭一は、ある日一人息子・翼が逮捕されたという知らせを受けた。翼は弁護士に何も語ろうとせず、最初に担当となった弁護士もギブアップ。吉永は少年法十条に保護者が弁護士に変わって話を聞ける“付添人制度”があることを知り、後任弁護士・神崎京子と共に事件の真相と向き合っていく―。

 作者の薬丸は、『天使のナイフ』や『友罪』など少年犯罪をテーマにした作品を多数手がけており、『Aではない君と』では第37回吉川英治文学新人賞を受賞。読者からは「子を持つ親として学ぶことが多かった」「親子が向き合う場面で涙が止まらない」「読んでて苦しくなったけど、読み切ってよかったと心から思う」と感動の声が続出している作品だ。

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 佐藤は吉永を演じるにあたって、「薬丸さんの原作の難しさを僕はどういう形で提示できるのかなと…。その難しさと今、向き合っています」とコメント。視聴者へ向けたメッセージでは、「こういう題材の作品をテレビで放送するということ、それを視聴者の方に提供するということの意味を、ぜひご覧になる方々にも感じていただけたら」と語っている。

 ドラマの監督とプロデューサーは、「アンナチュラル」の塚原あゆ子と新井順子のタッグが再び実現。脚本を「ゲゲゲの女房」「コウノドリ」などを手がけてきた山本むつみが担当する。

「このスタッフとキャストなら安心して見られる」「重厚感のあるドラマになりそうだ」と期待の声が相次いでいる同ドラマ。佐藤と天海が少年犯罪とどう向き合っていくのか期待して放送を待とう。

■ドラマ「Aではない君と」
原作:薬丸岳
監督:塚原あゆ子
脚本:山本むつみ
出演:佐藤浩市、天海祐希
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/adehanai/