犯罪加害者たちのその後が明らかになった時、被害者遺族はどうするべきか――『悪党』が東出昌大主演でドラマ化決定

エンタメ

公開日:2019/2/27

img01.jpg
『悪党』(薬丸岳/KADOKAWA)

 ベストセラー作家・薬丸岳の傑作ミステリー小説『悪党』が、東出昌大主演でドラマ化決定。この知らせにファンからは、「どんな重厚な作品になるのか、めちゃくちゃ楽しみ!」「大好きな作品だから本当に嬉しい」といった声が上がっている。

 同作は幼い頃に姉を殺された元刑事の探偵・佐伯修一と、佐伯が勤める探偵事務所の所長・木暮正人の姿を描いた物語。被害者遺族である佐伯は、犯人への復讐心を抱えて生きてきた。ある日2人はとある夫婦からの依頼で、犯罪加害者の男を調査することに。「追跡調査」の中で、次第に明らかになっていく加害者たちのその後…。加害者への復讐心を抱き続けてきた佐伯は、いったいどのような行動をとるのだろうか。

 同作は、2012年に滝沢秀明主演でドラマ化。「ヘビーだったけど、その分見応えがすごい!」「ものすごく良質なドラマを見た」「最後のスパイスがより現実味を出していてゾワッとした」と高い評価を得た作品だ。

advertisement

 再ドラマ化となった今回は、佐伯役に連続ドラマ初主演となる東出昌大がキャスティング。探偵事務所所長の木暮を、実力派俳優・松重豊が演じている。また情報源として佐伯を支えるキャバクラ嬢・はるか役には新川優愛が。これにはファンからも「東出くんに松重さんなら、安心してドラマを待ってられるね」「タッキーとはまた違った佐伯が見れそう」「心に突き刺さる作品になるはず!」と期待の声が続出している。

 東出は同作に関して「脚本は原作の魅力を凝縮しつつ、原作にはない描写や、生き生きとした台詞が足されていたので、より魅力的に演じることが出来ればと思います」と意気込みをコメント。

 監督は大ヒット映画「64-ロクヨン-前編/後編」の名匠・瀬々敬久が務める。同作の放送は、WOWOWプライムにて5月から放送スタート。加害者を赦すべきか、赦さざるべきか。被害者遺族の葛藤を描いた感動の人間ドラマを、ぜひあなたも目撃してほしい。

■連続ドラマW「悪党 ~加害者追跡調査~」
原作:薬丸岳
監督:瀬々敬久
脚本:鈴木謙一
音楽:大間々昂
出演:東出昌大、松重豊、新川優愛 ほか
プロデューサー:武田吉孝、下田淳行、星野秀樹
制作協力:ツインズジャパン
製作著作:WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/dramaw/akutou/