川上未映子、岸政彦、ジェーン・スー、加藤シゲアキ…。もの書く人にとっての「お茶時間」に迫る

特集番外編2

2019/6/18

川上未映子、岸政彦、ジェーン・スー、加藤シゲアキ…。もの書く人にとっての「お茶時間」に迫る
「本を片手にお茶の時間」特集番外編

編集A

 おかしい。校了直後なのに、疲れがない……?

 特集担当が続き、さらには単行本制作作業も加わって忙しない毎日。通常なら校了後はダラ~ッと机に倒れこむ私ですが、今月はなぜか心も体も超元気。その理由は、今回の「お茶特集」取材でたくさんリフレッシュされていたからなのです!

 そしてなによりも「お茶時間」インタビューの楽しさ! 川上未映子さん、岸政彦さん、ジェーン・スーさん、加藤シゲアキさん、篠原涼子さん、井浦新さん…という豪華な面々に伺うオフタイムの過ごし方は、みなさんの生き方そのものと深く関わるもので、自分が今までなんとなく過ごしていたティータイムの大事さを再発見。ほっと一息つくことこそ、自分らしさを取り戻す時間なのかしら……なんて、感じてしまったり。

 すてきな写真ももりだくさん! ビジュアルからも癒される「お茶特集」で、みなさん一息ついてみませんか?

 

編集S

白状すると出発点はタピオカでした。

【特集会議】 ※意訳

「最近流行ってるコンテンツは…」
「タピオカ?」
「ああ、じゃあそれで…」
「タピオカ!?」

 タピオカと本。さすがに企画として尖りすぎじゃないだろうか。
(あと今さら言えないけど実はタピオカ苦手…)

 そんなわけで(?)大きく舵を切り、テーマを「お茶の時間」に据えました。

 なぜ、お茶時間なのか。

 それは作家さんが「書いていない瞬間」を知りたかったからです。

 『ダ・ヴィンチ』では作家さんが「書くこと」についての語りはたくさん読めるけど、当たり前ながら「書いてない」時間もあるわけです。その書いてない時間、いわば余白に、まだ見ぬ何かがある、気がする。だから、「あなたにとってのお茶時間について聞かせてください」。

 未知との偶然の出会いを楽しむ、親しい人と語らう、執筆のリズムを刻む、コミュニケーションの媒介として、他者と自分の間に置く…

 あいまいな投げかけにもかかわらず、驚くほどさまざまな「お茶の時間」の機能/役割を語っていただきました。誰ひとりとして同じお茶時間はありません。

 じゃあ自分にとって、お茶時間ってなんだろう。

 そんな風に思いめぐらせながら読んでいただけたら楽しいと思います。せっかくなので、ぜひちょっといいお茶でも飲みながら。

(いまだタピオカ飲んでない編集S)

写真:川しまゆうこ