大ヒット小説『カラフル』の舞台がタイに! 高橋一生も推す人気マンガ家“タムくん”と映画『ホームステイ ボクと僕の100日間』がコラボ

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公開日:2019/9/18

 タイ発の青春ファンタジー映画「ホームステイ ボクと僕の100日間」の上映が、2019年10月5日(土)からスタートする。同作にインスパイアを受けたタイの人気マンガ家“タムくん”ことウィスット・ポンニミットによる4コマ漫画とイラストも解禁され、ファンから大きな注目が集まっている。

 「ホームステイ ボクと僕の100日間」は直木賞受賞作家・森絵都の大ヒット小説『カラフル』の舞台をタイに移して映像化した作品。死んだはずの“ボク”の魂が自殺した高校生・ミンの肉体に“ホームステイ”し、人生をやり直していくというストーリーだ。

 制作を担当するのは、アジアを中心に大ヒットした映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」と同じチーム。試写会で一足早く作品に触れた人からは「緊張感のあるファンタスティックな演出に加えて、ティーンエイジャーの心の傷みも鋭く描かれてた。タイ映画、やっぱりすごいぞ…!」「エフェクトを駆使したシーン満載で、ホラー的な演出や恋愛要素もたっぷり。タイのお国柄もめっちゃ出てる!」と絶賛の声が上がっている。

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 そんな話題作とコラボしたポンニミットは、星野源高橋一生など日本の芸能界からも支持を集めているアーティスト。2016年にはロックバンド・くるりによる「琥珀色の街、上海蟹の朝」のMVを作成したことでも話題を呼び、レトロでポップな作風は「タムくんの絵はかわいいだけじゃなくて、空気感とか雰囲気が素晴らしい」「昭和のファンシーグッズみたいな絵柄がめちゃ好みです」と高い人気を獲得してきた。

 ポンニミットが今回手がけたイラストではタイの国民的アイドル、チャープラン・アーリークンが演じる“パイ”という登場人物が描かれることに。映画の主人公“ボク”とヒロインのパイが見つめ合うキュートな構図が魅力的だ。

 また4コマ漫画にはポンニミットが生み出した人気キャラクターの“マムアンちゃん”が登場。内容としては映画の“生まれ変わる”というテーマを扱ったもので、「体がきれいになって、幸せになる」「体は心の家なのだから」などの言葉が書き込まれている。

 ポップなイラストと4コマ漫画を眺めながら、国境を超えて蘇る名作の公開を楽しみに待とう。

■映画「ホームステイ ボクと僕の100日間」
監督・脚本:パークプム・ウォンプム
出演:ティーラドン・スパパンピンヨー、チャープラン・アーリークン(BNK48) ほか
原作:森絵都『カラフル』(文春文庫刊)
公式サイト:http://homestay-movie.com/