どくさいスイッチ、百苦タイマー…「ドラえもん」のファンが「絶対に使いたくない」と恐れるひみつ道具

マンガ

公開日:2020/8/12

ドラえもん
『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 国民的アニメ「ドラえもん」に登場する“ひみつ道具”は、未来の技術で生み出された夢のようなアイテム。しかし数あるひみつ道具の中には、「絶対に使いたくない」と恐れられている道具もあるようだ。

 もっとも有名なのは、邪魔な人間をボタン1つで消せるという「どくさいスイッチ」。のび太は勢いあまって世界中の人間を消してしまうものの、最後にはドラえもんが「独裁者を懲らしめるための発明だったんだ」とネタ晴らしして世界を元通りにしてくれる。ファンの間では、「懲らしめ方が本気すぎる」「ハッピーエンドなのにトラウマ回」とたびたび話題になるこの道具。のび太の反省ぶりを見る限り、独裁者にも効果的だったのかもしれない。

 ほかにも100分間に100の苦しみを体験できる「百苦タイマー」や、人形を使って人にダメージを与えられる「のろいのカメラ」という道具も。ネット上では「ホラー映画みたいなアイテムだ」「考えた人が恐ろしすぎる」といった声が上がっているが、果たして未来ではどんな人が使っているのだろうか…。

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 映画「ドラえもん のび太の月面探査記」に登場する「地平線テープ」は、テープを張った向こう側にどこまでも続く地平線が現れるアイテム。しかし地平線の中にいるときにテープが外れてしまうと、出口が無くなって永遠に帰れなくなる可能性がある。用心して使わないと、取り返しのつかないことになるだろう。

 一見便利に見えるひみつ道具でも、使い方を間違えると意外な落とし穴が。現代の便利な道具にも当てはまる話かもしれない。