シャンデリアより「同級生の出るAV」の方が4倍ゴージャス!? 15年前のベストセラー『新しい単位』とは?
『新しい単位』(世界単位認定協会/ポプラ社)
スクーターに乗るお坊さんに感じる違和感を「1St(スクーター)」とすると、「童顔なのに巨乳」の違和感は250St(スクーター)。「しんにょう」を綺麗に書きこなす器用さを「1Sn(しんにょう)」とすると、渡辺満里奈の生きかたの器用さは180Sn(しんにょう)。
……と、いきなり書かれても「え?」と思うだろうが、一方で何だかミョーに納得できる部分もあるのではないだろうか。
これは、3月5日に文庫版が発売となった『新しい単位』(世界単位認定協会/ポプラ社)に収録されたネタだ。
同書は、重さに「何グラム」、長さに「何センチ」と単位があるように、「だらしなさ」「ゴージャスさ」などにも勝手に単位を付ける……というコンセプトで作られた「ネタ本」かと思いきや、「今日のドラマ、792Mr(マロン)だったね」とか「チャックが開いているのに気づかなくて、13mc(ムギチャ)だったよ」というように「実用書」として、実生活の場で使ってほしいとの「世界単位認定協会」の思いも込められている。
2002年に刊行された単行本は20万部…