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「佐藤究」のレビュー・書評

『テスカトリポカ』で直木賞と山本周五郎賞をW受賞した著者が描く戦闘機の世界。飛行中に〈透明で巨大な蛇〉に首を嚙みちぎられた男の顛末

『テスカトリポカ』で直木賞と山本周五郎賞をW受賞した著者が描く戦闘機の世界。飛行中に〈透明で巨大な蛇〉に首を嚙みちぎられた男の顛末

芥川賞と山本周五郎賞をダブル受賞し、あまたの読者を夢中にさせた『テスカトリポカ』から約2年半。佐藤究氏は果たして同書を凌ぐ作品を書き得るのだろうか。氏の新刊『幽玄F』(河出書房新社)にはそんな期待と不安を抱いていた。だが、構想に5年を費やした…

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麻薬密売×臓器売買×アステカ神話! メキシコと川崎を血塗られた儀式でつなぐ、超弩級クライムノベル

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北海道でホタテを食べた長州力は、「食ってみな、飛ぶぞ」とコメントしたという。その発言にならい、本書についてはこう言いたい。「読んでみな、飛ぶぞ」。 前作『Ank: a mirroring ape』で大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞をダブル受賞した佐藤究さん。3年…

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