リンクする2つの物語「警視庁公安J」シリーズ・「警視庁組対特捜K」シリーズ【鈴峰紅也インタビュー】
リンクする2つの物語 「警視庁公安J」シリーズ 「警視庁組対特捜K」シリーズ「J」こと小日向純也は、現職総理の息子にして傭兵経験のあるエリート公安捜査官。 「K」こと東堂絆は、警視庁の若きホープであり、剣の道を極めた現代の達人。 規格外のニューヒーローが巨悪に立ち向かう、二つのシリーズが人気を集めている。警察小説の新旗手・鈴峯紅也さんに話をうかがった。
すずみね・こうや●1964年生まれ。ライターを約20年続けたのち、2015年に『警視庁公安J』で警察小説作家としてデビュー。2016年には『警視庁組対特捜K』を刊行し、人気を集めている。詳細非公開の覆面作家。
警察小説界に、期待の新星が現れた。鈴峯紅也さんは、ライター歴20年を誇るベテラン。2015年『警視庁公安J』でデビューすると瞬く間に人気に火がつき、2017年に徳間文庫大賞を受賞するほどのヒットとなった。続く『警視庁組対特捜K』も、たちまちブレイク。両作品ともシリーズ化し、それぞれ3巻まで発売されている。
「旧知の編集者に声をかけられて警察小説を書きましたが、実を言えば警察組織にはあまり詳しく…